1級商会・退職給付会計は得意にしておこう

1級商業簿記の退職給付会計は真っ先に手をつける

退職給付会計は、

  • 出題頻度が高いので対策が立てやすい
  • 他の論点から独立しており単独で解ける
  • 解き方がパターン化されていて解きやすい
  • 確実に点数が来る(埋没しない)

良いことずくめだ。コツさえつかめば時間も掛からない。得意論点にしよう。

退職給付会計で有用な2つの計算方法

絶対的に有利なワークシートによる解法

未認識数理計算上の差異、過去勤務費用、会計基準変更時差異などがあり、その償却方法が複雑なケースは、ワークシートによる解法をおすすめする。これは、是非マスターして欲しい。どんな問題でも瞬殺出来る方法だ。

なお、ワークシートとかいうと裏技のようだけど決してそんなことはない。

企業会計基準適用指針第25号「退職給付に関する会計基準の適用指針」でも使われている計算方法だ。オーソライズされている方法。安心して使ってほしい。これは、別の記事で紹介する予定だ。

簡単な問題ならT勘定で処理する

テキストの設例レベルや、問題集レベルなら、T勘定で簡単に計算できる。このとき、少しコツがある。それは、B/S関連の処理とP/L関連の処理を分けることだ。B/S関連の処理とは、以下の3つ。これは、完全にパターン化されているので覚えてしまおう。

  1. 年金掛け金を拠出した → 年金資産を増やす
  2. 退職一時金払った → 退職給付債務を減らす
  3. 年金基金から退職年金払った → 年金資産を減らす 退職給付債務も減らす

また、P/L関連の処理は、以下の4つ。こちらも、完全にパターン化されている。

  1. 勤務費用が発生 → 費用が増える
  2. 利息費用が発生 → 費用が増える
  3. 期待収益が発生 → 収益が増える
  4. 借方差異を償却 → 費用が増える(貸方差異ならその逆)

どの場合にプラスになるか、マイナスになるかを覚えればOKだ。

具体的な計算例を書いたので見て欲しい

具体的な設例とその解き方を用意した。ぜひ見て欲しい。是非、見るだけではなくて、ペンと電卓を使って手を動かして欲しい。きっと得意になれると思う。

複雑な場合はワークシートをおすすめ

ワークシートによる解き方は、こちら

1級商会・退職給付会計はワークシートをおすすめ


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