第173回日商簿記1級合格体験記【TORU_YA26さん】

私は上場会社の子会社で、通算13年ほど経理の仕事をしています。
簿記1級には、経理の仕事を始めた頃から興味がありました。
10年前に簿記2級を取得した勢いで簿記1級にも挑戦したのですが、参考書の量や内容の難しさに圧倒されてしまいました。また、当時勤めていた会社が比較的小規模だったこともあり、実務で触れることのない知識も多く、すぐに勉強を断念してしまいました。
それからしばらく経ち、3年前の転職をきっかけに、「やはり経理を仕事にしている以上、簿記1級を取得したい」と改めて思うようになり、再挑戦を始めました。
勉強の初めは、市販の参考書・問題集やスクールの講義などを利用し、徐々に内容を理解できるようになり、基礎的な問題であれば解けるようになっていきました。
しかし、過去問や実際の試験問題になると思うように解くことができず、なかなか合格することができませんでした。最終的に3回不合格となり、「このままの勉強方法では合格できない」と感じるようになりました。
そんなとき、SNSでプロ簿記の存在を知り、思い切って受講することにしました。
メインで受講したのは「解法マスター」でしたが、連結会計や税効果会計、企業結合など、特に苦手だった分野については、インプット講義も通勤中や休日に何度も繰り返し視聴しました。
プロ簿記の講義で特に印象に残ったのは、単に解き方を覚えるのではなく、「なぜこのような処理をするのか」という本質から説明してもらえたことです。
それまで何となく暗記していた内容についても、その理由や仕組みを理解することで、問題の聞かれ方が変わっても対応できるようになりました。この「理解して解く」という勉強方法を身につけられたことが、今回の合格につながったのだと思います。
働きながらの受験だったため、基本的には土日と平日の通勤時間を利用して勉強しました。試験1か月前からは朝5時に起き、出勤前の2時間を問題演習に充てました。
また、長期間にわたる受験勉強を続けられたのは、家族のサポートがあったからだと思います。特に土日はほとんど勉強に時間を使っていたため、家族には感謝しています。
合格したときはもちろん嬉しかったのですが、それ以上に「これでようやく長かった勉強から解放される」という安堵感のほうが強かったです。
これから簿記1級を目指す方にも、なかなか結果が出ない時期があると思います。私自身、3回不合格を経験しましたが、勉強方法を変えることで結果につなげることができました。
この経験を今後の仕事や、また何か新しいことに挑戦するときにも生かしていきたいと思います。
