第173回日商簿記1級合格体験記【加藤 諄さん】

私は日系上場企業の経理部で働いており、海外子会社の事業管理や連結決算に携わっています。
過去に日商簿記2級やUSCPAに合格していましたが、日々の業務で知識不足を感じており、学び直しのために簿記1級の勉強を始めました。
当初はある公認会計士予備校の無料講座を受講していたのですが、無料だからかモチベーションが湧かず、集中して勉強ができていませんでした。
ちょうどその頃、妻の第二子妊娠が分かり、子育てと仕事の両立で本格的に忙しくなる前になんとか合格したい!という気持ちで簿記1級対策に特化した予備校を探し、プロ簿記に出会いました。
学習中はとにかく試験範囲の広さに苦しみました。USCPAは試験範囲こそ広いですが、自分のペースで科目ごとに受けられるのでプレッシャーはありませんでした。
しかし、簿記1級は常に忘却曲線との闘いでした。対策としてなるべく頭を休める日を設けず、平日1~2時間、土日は3~5時間の勉強時間を必ず確保しました。
講義視聴→初級確認テスト→上級確認テスト→答練→過去問→模試というオーソドックスな勉強方法です。
基本的に自宅勉強でしたが、模試などを集中して受けるために月1~2回ほど近所の貸自習室を使用することもありました。
他予備校での勉強期間を合わせると約1年間かけて173回日商簿記1級試験に合格できました。
合格に必要な知識を効率的に教えてくれたプロ簿記と妊娠中ながらも勉強を支えてくれた妻に感謝しております。
職場でも日商簿記1級合格者は一目置かれます。それは資格自体の価値に加え、仕事や子育てと両立しながら継続的に勉強をしたという過程が評価されるからです。
このような外的な評価だけではなく、勉強内容と実務が結びついた時に自信を持って意見できるようになりました。
試験当日のことを思い出すと商業簿記で頭が真っ白になり、努力を否定された気になりましたが、先生がおっしゃっていた「勉強すること自体が尊い」という言葉に励まされました。
これから合格を目指す人には問題を解くための小手先のテクニックではなく、「なぜこの会計処理を行うのか?」という体系的な理解を目指すことをお勧めします。
それが試験合格に必要なだけでなく、合格後のキャリアにおいても有用な知識になるからです。皆さんの勉強を応援しております。
