第173回日商簿記1級合格体験記【usagisanさん】

 日商簿記1級は今回初めて受験し、なんとか合格することができました。

 仕事の関係で資産除去債務や純資産の部等、一部の商業簿記・会計学の論点についてはテキストを見る機会がありましたが、本格的に学習を開始したのは2025年の10月頃になります。受験を決めたきっかけは、転職後の会社において資格取得が奨励されていたことや、なにより簿記資格の最高峰である日商簿記1級を取得してみたいという憧れがあったからです。

 学習開始後~2026年のGW頃までは市販のテキストや問題集を使用していました。市販のテキストは費用を抑えられるというメリットはありますが、インプットの際にテキストを読み込む必要があり、難易度の高い論点については理解が難しいことや疑問点があっても質問できないというデメリットがあります。ある程度の学習が進んだところで過去問に取り掛かりましたが全く解くことができず、解答解説を読んでも理解できないため、このままの学習方法では合格することはできないと思い、以前から一般向けの記事を拝見していたプロ簿記に入会することにしました。

 11月の試験に照準を合わせて入会しましたが、まずは6月の試験で全力を出しきろうと決意し、解法マスターを徹底的に解くことにしました。試験までに最低2周は行うことを目標にスケジュールを立てました。連結会計や事業分離会計をはじめ、富久田先生の問題の解き方や解説の分かりやすさにはとても驚きました。解法を理解することで2周目以降はスムーズに問題を解くことができ、これまで苦痛だった問題演習を少し楽しむこともできました。また、基礎的な理解が不十分な点はインプット学習も視聴しました。

 試験当日は商業簿記で見たこともない問題が出題され非常に焦りましたが、富久田先生が授業でおっしゃっていた、どの数字を先に回答するかを見てから問題を解く、という考えを意識し、簡単な箇所から順に解いていくことで結果的に点数を稼ぐことができました(逆に会計学は学習が不十分でボロボロでした。)。

 学習を進めていく上では、モチベーションの維持が非常に大事だと思います。学習開始後に深夜まで行いその後やる気が無くなるよりも、毎日継続してできる計画を立てリフレッシュする日を設けることが必要だと思います。また、1級は配点調整があるため、基本的な論点を素早く正確に解くことが重要だと思います。難しい論点は余った時間で解いて、正解だったらラッキーという気持ちで臨みました。

 最後に、富久田先生、弟子一号さんをはじめスタッフの皆様、短い期間でしたが本当にありがとうございました。来年は税理士の簿記論と財務諸表論を受験しようと思います。
 また、周囲で簿記1級を目指している方がいたらぜひおすすめしたいです。すでにプロ簿記を受講中の方は富久田先生を信じて頑張ってください。

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