第173回日商簿記1級合格体験記【世古 一輝さん】

1.入会の経緯

 簿記3級から理解重視の学習を進めてきましたが、1級で独学の限界を感じたため、プロ簿記に入会しました。2級の学習でつまずいたときにプロ簿記のブログ(連結会計の解説)を何度も拝見しており、講座を受講するならプロ簿記にすると決めていました。

2.入会から直前期(2か月前)まで

 2024年10月からオンデマンド会員として入会し、「インプット講義・初級確認テスト」→「解法マスター」の順に学習を進めました。勉強時間は平日に1日2時間程度、休日に1日6時間程度、夏季休暇には「石川県立図書館」で4日間”一人簿記合宿”をしました。

3.直前期の本試験対策

 答練を中心に問題演習を行い、「本試験と同じ時間で解く」→「間違えた箇所の復習」を繰り返しました。また、「連結会計応用特訓講義」で連結会計の対策を強化し、本試験1週間前にはプロ簿記の模擬試験を受けました。

4.第171回本試験を受けて

 初の本試験では、商業簿記(連結会計)で”痛恨のミス”(複数箇所で子会社の金額を足さずに解答)をしてしまい、結果はもちろん不合格(点数不明)でした。そのミスがなければ合格圏内だったこともあり、本試験から2週間はショックで勉強が全く手に付かなかったです。

5.転職活動と学習の両立

 第171回本試験が終わったら転職活動をすると決めていたため、転職活動をしながら学習を続けることになりました。以前よりも勉強時間が確保できなくなったため、テキストの例題や基本問題で各論点の理解度を再確認し、「解法マスター」を中心に”基礎固め”重視で勉強しました。

6.第173回本試験を受けて

 ”基礎固め”重視で挑んだ2回目の本試験は、商業簿記(例の連結会計)で面食らいましたが、会計学から先に解き、残った時間で商業簿記に取りかかり、部分点を拾う戦略を取りました。一方、工業簿記・原価計算は基本問題が多かったため、”痛恨のミス”をしないように丁寧に解くことを心がけました。
 その結果、高得点とは言えませんが、76点(商18/会17/工21/原20)で合格できました。

7.自身の学習を振り返って

【良かった点】
・基本問題を発展させて考える
→基本問題に「もし別の設問があったら?」を考えて学習することで、各論点の理解が深まりました。例えば、「初級確認テスト」をベースに、設問で問われていない勘定科目の金額や翌期以降の会計処理などを考えて学習しました。

【悪かった点】
・腕試しに本試験を受けなかった
→準備不足を理由に第170回本試験を受けませんでしたが、受けておけばよかったです。ダメ元でも受けておくと、その時点における課題の把握だけでなく、本試験の張り詰めた空気の中で問題を解くことができるため、合格のための経験値になると感じたからです。

8.さいごに

 合格まで長い道のりでしたが、諦めずに勉強を続けられたのは、間違いなくプロ簿記の充実したコンテンツのおかげです。本当にお世話になりました。

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