第173回日商簿記1級合格体験記【Alcohさん】

合格までの道のり

もともと勉強習慣もなく、コツコツ長続きできるタイプでもありませんでした。加えて、日常業務が繁忙なうえ子育ても並行していたため、時間の捻出が常に課題でした。風邪をひいたり、サボったりして遅れが出ることもあり、毎週スケジュールを見直し、時間があるときになるべく勉強し、無理してでも予定を遂行することを意識しました。

学習方法

インプット期はとにかく早く終わらせることを優先して1.5倍速で視聴し、睡眠を犠牲にしながら一周のみ。確認テストは甘めに採点しても6割程度でした。特に工業簿記は馴染みがなく曖昧な理解のままの部分も多かったです。
解法マスター期は、間違えた問題だけ講義を聞き、答練期までに何度も解き直しました。答練期は過去問と答練に取り組みましたが、過去問は酷いと30点台後半、良くても60点台前半。誤答箇所を記録して苦手分野を集計し、間違えた論点を中心に解法マスターを使って苦手を潰すようにしていました。ちなみに富久田先生は「答練は回転教材じゃない」と仰っていましたが、私は普通に回転させていました。
直前期はどうしても苦手な論点を丸暗記し、模擬テストでも70点を超えず(おそらく60点台)、景品はもらえませんでした。

苦労した点と嬉しかった点

全体を通じて苦労したのは体力面で、会社の昼休みを睡眠に充てるほどでした。また、プロ簿記で度々言及される「基礎」の部分でいつも誤答する自分の力不足に大変悲しくなることもありました。一方、学習を通じて業務上これまで意味を理解せず作業していた実務の意味が朧げながら分かり、違和感を指摘できるようになったことは嬉しかったです。
苦しいときは「合格体験記を書いている自分」を妄想し、合格後の自分から学習中の自分へエールを送っていました。また、何度も富久田先生に学習相談を行い、方針を是正していただいたことも大きな支えになりました。

学習期間

171回は力試しの為に一切勉強せずに受験して38点だったため、これは受験回数としてノーカウントとしたい所です。本格的な学習期間は2025年11月末から2026年6月初旬までの約半年間でした。生活環境から短期決戦しか選択肢がなかったのですが、ある意味集中できた期間だったように思います。

最後に

問題ができるようになれば解いていて楽しくなってくる、という言葉を信じておりましたが、私はその境地には至らず、苦しい日々でした。
ただ、合格した時の喜びは何物にも代えがたい体験であったことも事実です。
泣き言を言いながらも何度も学習相談で富久田先生に励ましていただけたことで結果に結びついたと実感しております。少し自分に自信がつきました。成功体験をありがとうございました。

173回合格体験記一覧へ戻る