第173回日商簿記1級合格体験記【大西 光恵さん】

私は現在44歳で、3歳、5歳、8歳の3人の子どもを育てながら、上場企業の経理部で働いています。入社して20年余り。総務、人事、海外事業部等バックオフィスを中心に様々な実務を経験してきましたが、経理部での在籍が10年経ち、この場所で「将来のキャリアを見据えて、自分ならではの強い武器を作りたい」という思いが強くなり、簿記最高峰である日商簿記1級への挑戦を決意しました。
商業高校時代に資格の大切さを学び、高校時代に日商2級、20代で建設業経理士1級を取得。さらに35歳のときには、長男を妊娠中に社会保険労務士の試験に挑み、独学の2回目で合格した経験がありました。そのため、日商簿記1級が最難関といえども「同じように必死にやれば、きっと受かるだろう」と思っていました。
しかし、その考えは甘かったと思い知らされました。暗記が主軸となる社労士試験に対し、簿記1級は全く質の異なる難しさがあったからです。どれだけ気をつけても一瞬の油断で発生する計算ミス、一つの間違いが全体へ連鎖して雪崩式に失点していく恐怖、そして見たこともない問題に対しても現場の応用力で対応しなければならない思考力。この簿記1級特有の難しさは、参考書だけの独学では乗り越えられないと、3度目に62点で不合格だった時に痛感。
そしてプロ簿記に入校を決意。
時間が足りない中で、優先順位をつけて、どれから解くか。どう解くのか。どれを捨てるか。
とにかく合格すること!にフォーカスした富久田先生の講義はすごいです。人間性も、素晴らしいです。孤独な勉強で知識面はもちろん、精神的にも支えていただきました。
特にプロ簿記と共に過ごした「試験直前の過ごし方」が最高の結果をもたらしてくれたと感じています。直前期、私は他社の難しい予想問題には一切手を出さず、プロ簿記の予想問題と答練、そしてこれまでのプロ簿記の確認テストだけを解きまくりました。
富久田先生の「とにかく基本を固めよう!」という直前の過ごし方のアドバイスを忠実に守ったものです。手を広げず、プロ簿記の教材を信じて基礎を徹底的に固めたことが、本番での大きな支えになりました。
そして迎えた本番。第173回試験の商業簿記は過去最高に難しいと評された問題。見たこともない初耳の単語の羅列、さらにはサブ連結。一瞬、頭が真っ白になり、今回もダメかもなと心が挫けそうになりました。しかし富久田先生の「最後まで諦めずに、1点でも2点でももぎ取れ!」という言葉に支えられて 気持ちを切り替え、分かるところから必死に解答を埋めていきました。
そしてやっとやっと合格することができました。
毎日の通勤電車、会社の昼休み、そして子どもたちを寝かしつけながら暗い部屋での22時すぎ。休日も子どもたちの相手をしながら、プロ簿記講義を聞きながら、少しでも手や目が空いた瞬間に問題を解いた2年間の努力が報われて本当に嬉しかったです。
本番前は夫や母に子供達をみてもらい、土日もまとまって勉強させてもらえたことに心から感謝しています。
合格はもちろん、簿記って面白いなー!!!と感じることができたことが何よりの収穫でした!これからの仕事に活かしていきたいと思います!
富久田先生、ありがとうございました!
