第173回日商簿記1級合格体験記【樽家 叶丸さん】

受験履歴
・第168回:67点 不合格
・第171回:67点 不合格
・第173回:75点 合格
使用教材
第168回までは、市販の参考書を中心に学習していました。
第168回の不合格後、プロ簿記講座のオンデマンドコースを受講し、以下の教材を使用しました。
・初級確認テスト
・上級確認テスト(一部)
・解法マスター
・連結会計応用講義
・過去問15年分
・答練・模試
特に、連結会計応用講義や答練・模試は非常に有用でした。
勉強方法
基本的には、初級確認テスト→解法マスターの順にアウトプットを行い、わからないところがあればインプット講義、アウトプット講義を見て理解する、という流れで勉強していました。
連結会計については連結会計応用講義を中心に学習し、苦手な分野については上級確認テストも活用していました。
また、過去問や答練・模試についても、通常の問題演習と同じ流れで取り組み、間違えた問題は必ず復習し、その内容をフィードバックノートに書き込んでいました。
勉強で意識したこと
私が勉強するうえで特に大切だと思ったことは、2つあります。
① 問題演習から得られたフィードバックを言語化して残す
問題を解いて終わりにするのではなく、自分がわかっていなかったことや新しく知った考え方を記録する「フィードバックノート」を作成していました。
このノートには、過去問や答練での気づきもすべて書き込み、隙間時間に見返していました。勉強が進むほど自分専用の弱点集となり、直前期の学習にも非常に役立ちました。
② ケアレスミスを放置しない
ケアレスミスとその原因・対策を記録する「ミスノート」も別に作成していました。
ミスをそのままにせず、その原因、対策まで考えることで、同じミスを繰り返さないように意識していました。
論点の優先順位
学習の優先順位としては、まず初級確認テストの内容を確実に取れるようにすることを最優先にしていました。
すべてを完璧にしようとするのではなく、取るべき問題を確実に取るという意識で、論点ごとにメリハリをつけて学習しました。
直前期の過ごし方
直前期は新しいことに手を広げるのではなく、フィードバックノートとミスノートを中心に復習していました。
自分ができていない部分がまとまっているため、効率よく弱点を潰すことができたと感じています。
不合格だったときとの違い
私が不合格だったときは、難しい論点ばかりに時間をかけたり、同じミスを何度も繰り返していました。
しかし、合格できた要因は、難しい問題が解けるようになったことではなく、取るべき問題を確実に落とさなくなったことだと思います。
簿記1級は満点を目指すのではなく、取れる問題を確実に取ることが合格につながると実感しました。
アドバイス
勉強方法は人それぞれですが、合格されている方は決して漫然と勉強しているわけではなく、自分の弱点やミスと向き合いながら試行錯誤していると思います。
勉強していて思うように点数が取れなかったり、わからない問題に出会ったりすると不安になることもあると思います。
しかし、そこで踏ん張って試行錯誤した時間は、確実に自分の力になっています。
最後まであきらめずに頑張ってください。
