第173回日商簿記1級合格体験記【seiseiさん】

1. 受験のきっかけ
きっかけとしては、会社でのキャリアアップのためと、他社でも自分のスキルを証明できるようにするため、簿記1級への挑戦を決めました。
2. 受験歴・学習時間
167、168、170、173回と計4回受験し、173回で合格できました。
170回までは平日は1日3時間、休日は5~6時間勉強していましたが、不合格が続いていました。その後、会社の異動により業務が忙しくなったため、平日は30分だけを復習に充て、土日は問題演習を中心に4~5時間勉強するスタイルに変えました。
3. プロ簿記を受講したきっかけ
簿記2級までは独学で合格できたため、簿記1級も独学で勉強を始めました。ですが3ヶ月ほど経ったころ、市販の教材だけでは理解が追いつかないと感じました。問題演習をしていても不正解が多く、本試験では太刀打ちできないと思ったため、予備校等を探し始めました。
当時は税理士や会計士の受験は考えておらず、簿記1級に合格することに専念していたため、簿記1級特化の通信教育であるプロ簿記にはすぐに辿り着き、まずはブログ等の記事を読んでみました。
プロ簿記のブログは背景から丁寧に説明されており、自分の中の曖昧な部分が解消されていくのを感じました。そこで「ブログ以外の全ての講義も受け本質的な理解をしたい」と思い入会しました。実際に背景理解や解法まであらゆる点をサポートしていただき、プロ簿記のおかげで合格することができました。
4. 勉強方法
一番クリティカルに合格に繋がった勉強方法は、自分だけのまとめノートを作り、それを使って何度も復習したことです。
過去問やプロ簿記での練習問題で自分が間違えた箇所について、教科書やネットを通じて細かく調べたり、プロ簿記で教わった解法のコツや論点について、自分なりの言葉や表でまとめを作っていきました。
また、作成したノートは通勤時間や寝る前に見ることを習慣にしていました。具体的には、まとめノートはポイントごとにタイトルを設けており、そのタイトルだけを見てノートから目を離し、初めて聞く人に説明する体で言葉に出してアウトプットします。その後ノートに戻り、自分が書いたまとめの内容と合っているか確認していました。さらに、説明した後には「じゃあ〇〇だったら?」「〇〇とはどういうこと?」と自分自身に更問(追加の問いかけ)をし、回答できなかったら改めて調べてまとめノートに追記していきました。
これを繰り返すことで、段々と自分のこれまでの勉強の集大成のようなノート(最強の参考書)が出来上がります。定期的にこのノートを周回しつつ、試験の前日はそのノートを1日かけて1周するだけで、新しい問題演習はしませんでした。
5. 反省点・改善点
もっと早く、まとめノートを作り始めるべきでした。
168回の不合格後からこの勉強方法を採り入れたのですが、そこから一気に点数が上がり始めたのを覚えています。1級の勉強に着手した当初からこのスタイルを取っていれば、もっと早く合格できたのではないかと思います。
6. 最後に
やはり最後は基礎的な論点が合否を分けると感じました。
試験時は、初めて見るような問題文や形式が出てきてびっくりすることも多いですが、基礎論点を駆使すれば必ず点を拾ことができます。どの論点(武器)を使えば解答を進められるのかを考えながら、挑戦する気持ちで問題を解くと良いかと思います。
正しい勉強法を継続すれば、必ず合格できる試験だと思います。頑張ってください!
