第173回日商簿記1級合格体験記【宮内 芳恵さん】

【受験のきっかけ】
高校時代から簿記を学び始め、現在も経理として会計に携わっています。学生時代に2級を取得。その後1級に挑むも合格には至りませんでした。しかし「人生で1級を取らないと後悔する」という強い想いが消えず、再挑戦を決意しました。
【プロ簿記との出会い】
学習の疑問を調べるたび辿り着いていたのが、プロ簿記のブログでした。解説が非常にわかりやすく、「ここなら本質から理解できる」と入会を決意。2級取得から10年以上が経ち試験範囲も変わっていたため、アドバイスに従い現在の2級から学び直しました。改めて2級に合格した上で、1級の学習をスタートしました。
【最初の受験から学んだこと】
仕事や家事と両立して臨んだ初の試験は55点。不合格の原因は、効率を焦るあまり「理解不足のまま進めたこと」だと痛感しました。そこからは量や効率より「自分のペースで深く理解すること」に重点を置く勉強法へ舵を切りました。
【合格を引き寄せた2つの工夫】
1.「なぜ解けなかったのか」を考える
初級確認テストで苦手な論点を洗い出し、間違えた問題は「なぜ?」を突き詰めました。少しでも曖昧ならインプット講義へ戻り、腑に落ちる感覚を得ることで解ける問題が一気に増加。解法を丸暗記しないよう、あえて復習の間隔を空けたことも有効でした。
2.生活リズムに組み込む「スキマ時間」の活用
テキストはA5サイズの小冊子にして常に持ち歩きました。
平日: 通勤時間にテキストの例題に目を通す。夜は自宅で確認テストや解法マスターの問題を解く。
休日: 家事をしながら講義を聴き、まとまった時間で問題演習をする。
無理なく毎日継続できる自分なりの仕組みを作りました。
【念願の合格】
学習開始から約11か月、念願の1級に合格。自己採点では合格点に届かないと思い、試験翌週から勉強を再開していたため、合格を知った時は驚きと同時に大きな喜びと安堵感が込み上げました。「最後まであきらめなくて本当によかった」と心から思います。
【これから目指す方へ】
1級合格で大切なのは、焦らずに自分が納得できるペースで『なぜ?』を解き明かすことです。自分の中で腑に落ちた瞬間こそが、確実に合格への一歩につながると思います。
