第173回日商簿記1級合格体験記【朱島 裕和さん】

【育児と勉強の両立】

0歳と1歳の二人の育児をこなしながらの簿記一級挑戦は、時間との闘いでした。
妻の出産前までは「いかに自分の時間を勉強につぎ込めるか」でしたが、出産後は「限られた時間で、いかに学習の質を最大化できるか」という状況に迫られました。富久田先生の講義により会計を構造的に捉える視点を持てたことで、合格という果実を実らせることができました。子供にミルクをあげながらのライブ講義視聴は今となってはいい思い出です。

【会計の構造的理解】

過去問を数多くこなしていると、解答スピードも上がり、試験時間の90分にも次第に慣れてきます。電卓も速く叩けるようになって楽しいです。
しかし、それだけでは難関資格の簿記一級には受かりません。
「どの論点を部分点だけで終わらせていたのか」「どの設問を飛ばして解いていなかったか」「どの下書きを乱雑にして投げ出していたのか」。これらから目をそむけ続け、結果的に「自分が解ける楽しい論点」だけに膨大な時間を費やす状態となり、何度も辛酸をなめる結果となりました。

過去問終了後に部分点で飛ばしたところを完答することで、損益計算書と貸借対照表の構造的理解が一気に深まります。(オススメは本支店会計の完答です)
毎回「あー、あの論点が出れば受かったのに」「あんなイレギュラーな論点が出たから落ちてしまった」と自己弁護していましたが、簿記一級で全てオーソドックスな出題がされる回はありません。

プロ簿記で会計を構造的に捉えておくと、一見難解な設問もかなり現場対応することができます。
最初は新株予約権付社債の処理が意味不明でした。しかし、構造的に捉えればすっと腹落ちしました。
セール・アンド・リースバックも意味不明でしたが、会計処理の論拠と背景を理解すれば納得できました(先生の現像機の話、めちゃくちゃ面白いです)

試験中はムキになって設問に目を近づけすぎて全体を捉えられなくなり、次第に1つ1つの論点が独立しているように感じてくると思います。
そんな時は、一旦背筋を伸ばして全体を見渡してみてください。先生の講義による構造的な理解によって、大量得点を獲得することができると思います。
あと、最後のページの超重要な一文を見つけることができると思います(笑)。

【追伸】

プロ簿記卒業後は税理士試験(簿記論・財務諸表論)を受験。現在、合否判定待ちで消費税法を学んでいます。
連結特訓講座は本当に素晴らしいです。税理士試験で連結満点取れるレベルで強くなります。

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