第173回日商簿記1級合格体験記【sanchoさん】

◆簿記1級を受験したきっかけ
会社を退職し、念願だった海外周遊をしていたのですが、日中は比較的時間があったため、日本に帰った後に備えて何か資格の勉強でもしようと思い、2026年1月より学習を開始しました。
(簿記2級までは2024年5月に取得済み)
◆受験結果
商18、会12、工19、原23、計72点
◆勉強時間
国を移動する日や、観光、現地の方との交流などで、まったく勉強できない日もありましたが、平均すると1日4~5時間程度は勉強していたと思います。正確に計測していないため定かではありませんが、合格までの勉強時間は700~800時間程度だったと思います。
◆実際の勉強方法
基本的には、①講義→②初級確認テスト→③解法マスター→④過去問、という流れで学習しました。各論点について、確認テストと解法マスターは2周しています。確認テストについては、苦手な論点や過去問で頻繁に出題される論点は、3周以上繰り返したものもあります。
◆工夫したこと
・理解を重視する
プロ簿記の講座では、「なぜそのような仕訳をするのか」という点についてかなり丁寧に解説してくれるため、単に答えを覚えるのではなく、その背景や理由を理解することを重視しました。これにより、単純に暗記する場合と比べて知識が定着しやすくなり、仮に忘れてしまっても、考え方をたどることで思い出せることが多かったです。また、少しひねられた問題にも対応しやすくなったと思います。
・論点の重要度に応じて演習量を変える
簿記1級は試験範囲が広いため、すべての論点を均等に勉強すると、どうしても効率が悪くなります。そこで、過去問演習を通じて出題頻度の高い論点を把握したり、プロ簿記の論点ごとの頻出度をまとめた表を活用したりして、重要度に応じて演習量を変えるようにしました。
・先生の下書きを真似する
「理解すること」と「実際に問題を解けること」は別だと思っています。問題を解けるようになるためには、先生の下書きを真似することが一番効果的だと思います。特に、問題を解く際の手順や下書きの方法は、できるだけ先生のやり方を再現するようにしていました。
・想起学習を行う
遅くとも講義を受けた翌日には、できるだけ想起学習を行うようにしていました。具体的には、講義の中で重要だと思ったキーワードだけを書き出し、それを手がかりに授業の内容を思い出し、人に説明するような形で頭の中で練習していました。この方法は、知識の定着にかなり効果があったように思います。
・わからないことを放置しない
基本的にはChatGPTに質問すると解決することが多かったのですが、どうしてもAIの回答に納得できない場合は、掲示板で質問するようにしていました。疑問点をそのままにせず、一つずつ解消していったことはよかったと思います。
・連結に力を入れる
特に連結については、かなり力を入れて勉強しました。過去問を含め、基本的な問題は4~5回程度繰り返し解くようにしました。最初は何をやっているのかよくわかりませんでしたが、何度も解いていくうちに、徐々に理解できるようになりました。
◆本試験について
当日は、商業簿記の問題を見て面食らいました。ただ、連結についてはかなり練習していたため、落ち着いて取り組むことができ、結果的には18点を取ることができました。一方で、理論の対策をおろそかにしていたため、会計学は12点と低い点数になってしまいました。この点は反省しています。
◆合格して感じたこと
とてもうれしいです。この試験には、若干理不尽な部分もあると思います。例えば、試験範囲が広いにもかかわらず、実際に出題されるのはその一部であることや、問題文の指示があいまいで、複数の解答が考えられることなどです。
それでも、正しい方向に努力を積み重ねれば、努力が報われる試験だと思います。
合格という形で努力が報われたことも嬉しいですが、それ以上に、目標に向かって継続的に努力できたことで、自分自身に対する自信がついたことがよかったと思います。
◆これから受験する方へ
私はもともと独学で受験することを考えていましたが、プロ簿記を受講してよかったと心から思っています。独学で勉強していたら、半年ではなく1年かかっていたかもしれませんし、そもそも合格できていなかったかもしれません。
効率よく勉強できたことで、半年分の時間を別のことに使えると考えると、自分への投資としてプロ簿記に入会したという判断は間違っていなかったと思います。
プロ簿記のオンデマンドコースは、他の予備校と比べてもかなり安価です。そのうえ、合格に必要な考え方や勉強法、わかりやすい講義、過去問の解き方(メモ書きの仕方を含む)など、合格に必要なものをすべて提供してくれます。
そのため、簿記1級の受験を考えている方には、自信を持ってお勧めできます。
