第173回日商簿記1級合格体験記【tikedさん】

【受験履歴】

・171回→不合格
 商業13点、会計8点、工業10点、原価25点、合計56点

・173回→合格
 商業16点、会計13点、工業23点、原価20点、合計72点

【合格までの勉強期間】

2025年2月より勉強を開始しました。約1年半の勉強期間を経て2度目の受験で合格しました。

【勉強を始めたきっかけ】

経理職ではありませんでしたが、「財務諸表が読めるようになりたい」という思いから簿記の勉強を始めました。3級、2級と取得し、「ここまで来たからには」という思いから1級取得を目指しました。

【勉強方法】

最初の半年は独学でした。大手出版社の参考書と問題集に基づき独学で勉強しましたが、独学での学習では本質的な理解まで及ばず、独学開始から半年ほど経過した頃(25年6月)、プロフェッショナル簿記の受講を決め、オンデマンド会員として約1年ほど勉強しました。
プロフェッショナル簿記の使い方としては、主にインプット講義の映像を繰り返し視聴し、各単元の理解に努めました。細切れの時間を活用し、行き帰りの通勤電車内で講義を視聴しました。電車内では計算ができないため、主に耳で講義を聞いて理解に努めました。
活用した教材は、大手出版社の参考書、問題集、過去問とプロ簿記のインプット講義動画です。そのほか、連結に特化したオプション講義のシリーズは活用しました。アウトプット講義や解法マスター、模試などは活用しませんでした。
ある程度学んだあとはひたすら過去問を解いてわからなかった箇所の理解を深める勉強を繰り返しました。勉強期間の一年半のうち、前半は全体のインプットをして、後半は過去問演習とわからない箇所の学び直しの繰り返しでした。過去問は8年分を2周しました。

【学習中に苦労したこと】

独学時は大手出版社の参考書に書いてあることの意味がわからず苦労しました。
プロ簿記で学び始めてからは、「税効果ってなんなの」「デリバティブってなんなの」「リース取引ってなんであんなに場合わけするの」「連結の開始仕訳って結局どういう意味があるの」など、他社のテキストでは学べない本質的な内容をわかりやすく学べてとてもためになりました。
勉強中は「得点力が思うように伸びない」「一度やったところを忘れる」「受かる気がしない」などの思いから幾度となく挫折しそうになりました。テスト前になるほど落ちた時のことを考えてしまいがちですが、気長に気楽に考えてリラックスして勉強することを心がけました。
また、日頃の仕事と週末も忙しく、勉強時間の捻出にはとても苦労しました。勉強時間の捻出のためには、細切れの時間を使ってとにかく少しでも毎日一歩を進めることを心がけました。またカフェなどをうまく活用し、短い時間でも気分転換がてらコーヒーを飲みながら勉強するなどしてコツコツ習慣的に勉強することを心がけました。過去問も一気に解かずに毎日少しずつ1週間かけて一回分を解いたりしました。

【後輩へのアドバイス】

①頻出論点、基礎的な問題をミスなく取れるようにしたほうがいいと思います。マニアックな論点に翻弄され網羅的に勉強したくなる気持ちが出てきがちですが、あくまでもオーソドックスな頻出問題をしっかりと取れるようにしたほうがいいと思います。
②得意科目は持っておいたほうがいいと思います。自分の場合は商会よりも工原が得意で、173回受験時は商会終了時点に絶望しかけましたが、「まだ工原で逆転できる可能性はある」と思って戦い抜くことができました。あと、連結は得意にしておいたほうがいいと思います。

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