第149回日商簿記1級合格体験記【ひまわりさん】

 3回目の簿記1級受験で合格できました。146回が40点、147回が58点、149回が79点です。私はプロ簿記の講義を聞いて問題を解く以外に、二つの勉強方法に取り組みました。

 一つは、簿記を学んでいない身近な人に、その日学んだことを説明する勉強法です。この勉強法は富久田先生が「ぬいぐるみ勉強法」として普及させようとしたこともあると聞きました。説明する相手がいない場合に、ぬいぐるみに説明する、というものです。

 話す相手は簿記を知らないので、「費用って何?」などと問い返され、自分がしっかり理解できないと相手は納得しません。この「ぬいぐるみ勉強法」をすると、一つ一つの会計処理をだれにでも伝わる平易な言葉で表現する訓練になり、自分自身が本当に理解しているかどうかを確かめることができます。

 もう一つは、テキストの例題やアウトプットの問題を解いた際、将来の自分が同じ問題を解いてつまずいたときのために、解説に自分なりの解説を書き加えていました。

 日にちをおいて再度解いたときに正解にたどり着けず、解説を見てもよくわからない、という経験が何度もあったので、その対策として始めました。

 実際に日にちをおいて再度同じ問題を解くと、自分の書き加えた解説を見ることになるのですが、今度は、自分が書き加えた解説よりも簡単な解き方や、早い解き方に気づくことがあります。

 そこで、自分の書いた解説にさらに解説を加えます。そうしていくうちに、自分に合ったやり方を確立できるとともに、一つの問題に対する複数のアプローチを身につけることができます。

 プロ簿記のインプット講義の例題と、アウトプットの問題を一問もおろそかにせず、会計処理を説明でき、自分なりの解説が作れるようになれば、合格は近いと思います。

 富久田先生、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。

講師からひとこと

 ひまわりさんは、プロ簿記講座に入る前からちょいちょいこちらのブログにもコメントをくれていました。そのときからこの人は合格が近いなって思っていました。

 質問の内容がいいんです。「これ自分で考え出した方法だろうな」ってのが伝わってくるんです。テキストに書いてあったからそれを覚えるというのではなく「こういう方法ってアリですか?」みたいな質問なんです。もうそれだけで「あ、この人は近々受かるな」って確信してました。

 主導権が自分にあるんですよね。とても大事なことです。確かにスクールで教えてくれる解法やテキストに載っている解法は効率的です。でも、それをそのまま覚えるだけだと(つまり受動的なスタンスだと)、ひねられたときに対応できません。そして、そもそもそういう勉強って面白くないし、そうなると忘れやすいんです。

 解法はあくまでも道具。使いこなせるかどうかは自分次第。もっといい道具を自分で開発しようくらいの意気込みのある方は合格近いです。ひまわりさんの勉強法は、これから難関試験を目指す方に特にお勧めしたい勉強法です。

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