第171回日商簿記1級合格体験記【村瀬 貴代さん】

■ 合格発表の瞬間
今回の合格は本当に予想外でした。これまでにない手ごたえを感じていたものの、工業簿記が自己採点で足切りライン(10点未満)を割ってしまったと思っていたからです。結果は 合計71点。 工業簿記はぎりぎり足切りを免れ、原価計算の満点と、苦手だった商業簿記・会計学の底上げに助けられ、なんとか合格できました。
■ プロ簿記との出会い
私がプロ簿記に出会ったのは5年前。もともとは別の難関資格の勉強をしており、そちらに合格した後、せっかくついた学習習慣を維持したいと考えたのがきっかけでした。当時、管理職に昇格したばかりで、実務に役立てたいという思いもあり、「簿記でもやってみようかな」と軽い気持ちでスタートしました。3級、2級は独学でストレート合格。「せっかくなら1級も」と挑戦しましたが、さすがに独学では厳しいと感じ始めたところ、学習管理アプリ「Studyplus」で知り合った1級受験生に「プロ簿記」を教えてもらいました。オンデマンドが月額5,000円程度と、手軽な価格だったのも決め手でした。
■ 受験歴と点数の推移
私は会計士受験生のような「ガチ勢」ではなく、経理の実務経験もなく、なんとなく簿記が面白いから勉強している「ゆる受験生」です。そのため、忙しい時期と重なり、1年以上全く勉強ができない期間もありました。 私の受験歴と点数の推移は以下の通りです。
• 162回(’22.11)商13会7工20原20=60点
• 164回(’23.06)商13会6 工21原20=60点
(約1.5年のブランク)
• 168回(’24.11)商11会13工14原23=61点
• 170回(’25.06)商13会13工15原23=64点
• 171回(’25.11)商16会17工13原25=71点★合格
最初は商会が足かせになっており、商会に8割の勉強時間を割きましたが、全然伸びませんでした。
■ 過去問中心の勉強に切り替え、勉強が楽しく
1級の範囲は膨大で、「インプット講義」「アウトプット講義」「解法マスター」を何周しても得点が伸びず、心が折れそうになることもありました。 転機となったのは、過去問中心の学習に切り替えてから。プロ簿記の膨大な過去問データベースにも助けられました。これまではひとつの論点にじっくり取り組んできましたが、過去問で全体の流れを意識しながら解き、わからない問題が出てきたときに、同じ論点の他の問題を解いて出題パターンに慣れる、という風に、とにかく過去問中心に取り組むようになってから、だんだんとわかる論点が増えていき、勉強そのものが楽しくなってきました。
■ 苦手だった「連結」を得点源に
今回の勝因のもう一つは、山を張った論点が的中したことです。 一つ前の第170回では「連結会計」が一切出題されなかったので、次は絶対に出るだろうと予想。連結は苦手意識がありましたが、富久田先生の「プロ簿記生は連結が得意」という言葉を信じ、充実したオプション講義の連結会計動画を基礎から応用まで繰り返し見て、徹底的に問題を解きました。
本番では予想通り、商業簿記で連結がガッツリ出題されましたが、自分でも驚くほどスムーズに解くことができました。
■ これから簿記1級を受験される方へ
正直、簿記を完全に理解したわけではなく、自分の得意論点が出れば運よく合格することもあります。 でも、その「運」をつかめたのは、ブランクがあっても、不合格が続いても、あきらめずに最後まで続けたからだと思います。そして、その継続を後押ししてくれたのが、月額5,000円という続けやすい価格の「プロ簿記オンデマンドコース」でした。
昨今、AIの出現で「簿記なんて勉強しても無駄」という論調もありますが、たとえこれからどんな便利な道具が出てきたとしても、それを使いこなすのは人間であり、「簿記の本質」を学ぶことはビジネスでも大いに役立つと思います。 そして、プロ簿記ならその「本質」が学べます。頑張ってください!
