第149回日商簿記1級合格体験記「蓑輪弘太さん」

はじめに

 日商簿記1級は、網羅しなければならない学習範囲の多さと試験においてその範囲をどこまで理解しなければいけないかという戦略の立て方に2級とのギャップを感じ、終始苦労するかと思います。

 私はこの苦労に対抗するには、まずは2級までは通用した暗記型の勉強を完全に捨て、各論点の要点を掴む理解型の勉強が大切になってくると感じました。

 この理解型を意識し、学習を進めていくことができるのがプロ簿記の最大の強みだと思います。プロ簿記を通しての1級の勉強は「なぜそうなるのか?」といった問題に対するアプローチが常に念頭にありました。

 会計処理及び会計処理が生まれた背景なども追及したくなるぐらいの勢いです。先生の授業では、こういう自ら「考え 動き 学ぶ」ことを促進させてくれるものがあります。

勉強時間・学習のモチベーション

 私は働きながらの勉強となったため、学習時間はかなり厳しいものがありました。平日は、勤務後の2時間半。休日は朝から晩まで。正直なんの目的意識もないと続かないと思います。

 そんな中で私は、普段経理業務に従事しており、勉強すればするほど自分の担当できる業務範囲が増えていくことに気づき、いつのまにか1級のトリコとなりました(笑)

 勉強して自分の仕事に直結するのは会計の魅力です。私の勉強に対するモチベーションは、常にこの「仕事へ直結するスピード」でした。そして、このモチベーションに呼応するように授業が進めば進むほど先生の授業が楽しくなっていきました。

合格して感じたこと、これから受験される方へ

 先生のカリキュラム、教科書、どれも合格に必要なものが揃っていると思います。

 ただし、最後は「自発的に動くこと」これに尽きると思います。どれだけ良いものが揃っていても活かすことが出来なければ宝の持ち腐れです。

 そして、目的のない勉強は受験者を苦しめます。勉強していて苦しいときや楽しいときにいつもそばにあるのは今後自分がどうなりたいかというイメージ(=目標)とそれに対するモチベーションです。

 目標がなければ勉強は続きませんし、モチベーションも維持できません。まずは、1級の勉強を開始する前に1級を勉強して自分はどうなりたいか。それを考えることから1級対策は始まると思います。

 最後になりましたが、先生、共に戦ったプロ簿記受講者の皆様、本当にありがとうございました。

講師からひとこと

 仕事、家事、育児、さまざまなしなければならないことに縛られる社会人の難関資格チャレンジは想像以上に大変です。とにかく学習時間が取れないのです。気を抜くと時間がどんどん過ぎていってしまいます。そして合格という目標に対するモチベーションも低下するものです。

 そんな中、nagisaさんのモチベーションの維持方法はとても参考になります。なりたい自分をイメージする。いいですね。

 また、nagisaさんはライブ講義でも積極的に発言され、質問も多くされていました。まさに自発的に動いていたと思います。nagisaさんはサクッと始めて(プロ簿記加入が昨年11月で今年6月合格)サクッと受かった典型パターンです。お見事でした。

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