第164回日商簿記1級合格体験記【20230611goukakuさん】

【簡単なプロフィール】

〇20代後半、独身、社会人で残業は月20~30h程度(会計税務に関係のない仕事をしています)

〇勉強時間:平日3~4h程度、土日8~10h程度

〇実績:プロ簿記直前模試総合1位、164回1級はプロ簿記内で総合2位

【入会前の学習状況・試験結果】

2023年1月の日商簿記2級(ネット試験)に合格した後プロ簿記に入会し、2023年6月の日商簿記1級に一発合格しました。

得点は22-18-23-22の合計85点でした。

2級を連結会計以外で得点を稼ぐスタイルで合格した為、連結会計や本支店会計など構造論点と呼ばれる部分は未学習に近い状態でした。

【勉強する上で意識したこと】

『用語を正しく理解すること』が会計の勉強では重要と言われているのをいろんな所で聞いたことがあります。
その影響でテキストの用語の定義を『てにをは』レベルで暗記しようとする方がいる様ですが、日商簿記1級合格をゴールとした場合その必要は全くないと思います。

『用語を正しく理解すること』の本質は、『具体的になにがしたいか』『なぜその処理が必要なのか』『なぜそのような計算・解法なのか』を自分の言葉で説明できるようになることだと考えています。
自分の場合、具体的にこれらをアウトプットする場として質問掲示板を使用していました。
他の受講生に説明する際には『この言い回しで良いのか』『こう言い換えした方が分かりやすくないか』など考える必要があって、用語を正しく理解していないと難しいからです。

普段からこのように勉強をしていると結論だけの勉強にならないので、仮に分からないことがあっても漠然と分からないということがなく質問の精度が高いです。
解法テクなど結論だけ暗記すればよい論点は富久田先生が講義の中で教えてくれるので、それ以外についてはしっかりと計算の土台を作るために『用語を正しく理解すること』を意識して勉強してみてください。

【合格するための勉強法】

基本的なルートはプロ簿記で推奨していることを粛々とこなすことだと思います。
個人的に細かい部分を1つ挙げるとすると『ケアレスミスの深堀』が重要ではないかと思います。
なぜ間違えたのか、その結論をケアレスミスにすると精神的に楽ですが、同時に成長する機会を失います。

自分もケアレスミスが多い方で、多くの場合疲労による注意散漫によるものでした。そもそもなぜ疲れてしまうのかというと、下書きが見づらい・資料が多すぎる等という理由が考えられます。ミスをしたその時々で良いので、下書きの改善や電卓の操作を見直して脳みその負担を減らす仕組みづくりをしましょう。

また、資料の見落としについては理解不足によることもあるので、ケアレスミスと決めつけるのは勿体ないです。
自分の話で例えると、158回の連結会計の問題でA株に取得関連費用が含まれているかいないのか問題文から分からないことがありました。
あれこれ可能性を考えて時間を沢山使ってしまったのですが、採点時によく資料を見てみると個別財務諸表に関連会社株式の数値が載っていてここから検算が可能だったんです。
この見落としはケアレスミスと呼べるかもしれませんが、自分は個別上と連結上の取得関連費用の取り扱いの違いを整理できていなかったから『個別ではどう計上されているのか』という発想に至らなかったのだと思いました。
感覚的にこういったミスは理解不足によるものでもあり、逆に理解が深まると問題から主体的に情報を探れるようになる気がします。

色々と書きましたが、ケアレスミスに対して漠然と『気を付ける』という意識だけでは一向にミスは減らないので、間違えた問題に向き合い具体的な対策をすることが合格をするために必要だと思います。

【最後に】

自分は会計関連の実務もやっていませんし、去年の11月までは借方も知りませんでした。
個人チャットや質問掲示板でもお伝えしましたが、こんな素人同然の自分がこの結果を出せたのは全てプロ簿記のおかげだと考えています。

これから1級を目指そうとしている方へ、プロ簿記を見つけられた皆様は本当に運が良いと思います。あとは決断してやりきるだけです。ぜひ合格を掴み取ってください。

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