第164回日商簿記1級合格体験記【木村 匠さん】

■プロフィール
勉強期間:1年半
受験歴:2回受験
162回→63点で不合格
164回→76点で合格
■プロ簿記に入会したきっかけ
某予備校の独学者専用コースで約1年間勉強をしていたのですが、 2022年11月試験(第162回)に不合格だったことがきっかけです。
その1年間では一通り講義と問題集をこなした後、ひたすら過去問を周回(過去問15回分を5周)するという勉強法でした。
一度解いたことのある問題は当然解けるようにはなっていたのですが、直前の公開模試や初見の問題では合格点には届くことがありませんでした。
ブログで先生が言及されていた、過去問をただ解く作業をしているのに過ぎなかったと、不合格になってから気づき、そこから初見の問題を本番の会場で解ける実力を養成することが必要だと思い、プロ簿記のオンデマンドに入会することにしました。
■プロ簿記の良かったところ
①分野別に基礎問題が解ける点
プロ簿記では初級確認テスト、上級確認テストと、分野別の基礎問題が収録されたテストを解くことが出来ます。
これは他の予備校のプログラムや、諸般の書籍にはないメリットだと感じました。
②取るべき論点の見極め方が学べる点
日々の講義や解法マスター等を通して、取るべき論点かどうかの見極めをすることが出来ました。
特に1級は競争試験という性質上、多数の受験者が解ける問題を落とさないこと、逆に得点率が低い問題を切る勇気、が最も大切になります。
先生が講義中にここは落としてはいけない、逆にここには手を出すべきではない(特殊商品売買や為替換算調整勘定など)といった部分を強調して伝えて頂けるため、論点の見極め方を鍛えることが出来ました。
■勉強で意識したこと
①本番と同じ状況を常日頃から作る
不合格時の勉強では、青ボールペンを使って問題集や過去問には一切書き込みを行わず、下書き用のルーズリーフに書いて勉強していました。
実際の本試験ではシャーペンや鉛筆を用いながら、問題文に書き込みを行って問題を解いていく形になるので、普段の勉強と違った形で受験することはストレスを感じる要素の一つになると感じました。
そのため不合格後の勉強方法を見直し、普段からシャーペンを使用し、問題は必ずプリンターで印刷した上で、問題文への書き込みを行いながら問題を解くようにしていました。
②基礎を徹底的に反復する
過去問や模擬問題集をいたずらに周回することは、単純な作業になってしまうと不合格時の経験から学び、とにかく基礎的な要素を徹底的に反復することを意識しました。
初級確認テストで点数が思うように取れていない論点があれば、ミスの原因を考えた上で講義をしっかりと聞き、テキストを読み返し、基礎的な要素を固めていく勉強を心がけました。
③ミスの原因を追求する
特に解法マスターや過去問、模擬試験で間違ってしまった問題については、ミスしてしまった原因を分析し再発防止の対策を考えることを心掛けていました。
ミスにも様々な種類があり、論点の理解不足、問題文指示の読み取り間違い(定額法と定率法など)、月割計算の間違い、数字の転記間違いなど、人によってミスしやすい部分は異なると思います。
ミスの傾向と原因を把握し、対応策を考え日々の勉強に活かしていくことが、点数を落とさない1番の近道であると感じました。
■本試験を終えて
合格発表までは精神的にもかなり苦しい時間が多かったですが、終わってみると非常に充実した時間だったなと感じました。本当にプロ簿記に出会えてよかったです。ありがとうございました。
