第156回日商簿記1級合格体験記【hsnさん】

経緯
簿記1級の勉強を開始したのは、古本屋で購入した数年前の参考書でした。量は多いけど、独学でもなんとかなりそうだと感じて勉強を進めていきました。そして、初めて受験に臨みました。問題量と難易度の高さに圧倒されました。そこで、実際のレベルに近い問題集を購入し、何度か解きながら少しずつ理解を深めていきました。しかし、どう考えても問題集の解答に書いてあることが、この時間内に処理できるとは思えず、こんな問題を誰が解くことができるのだろうか、と悶々としていました。2回目の受験の3週間前でした。そんなときに、プロ簿記のブログを見つけました。そこに書いてあることがすべて、目からウロコでした。残り3週間ですが、ブログを何度も読んでできるだけ頭に入れて、2回目の受験に臨みました。不合格でしたが、ようやく攻略法が学べるところが見つかったと思ったので、プロ簿記での勉強を開始することにしました。
当初の予定では2020年6月に受験するつもりでしたが、中止となったため、延期して11月に3回目の受験に臨み、合格できました。
プロ簿記での勉強
量が非常に多いが、コンテンツの質は非常に良いと感じました。
・インプット講義&アウトプット講義
基礎ができていないことがよくわかりました。とにかく1周することと、確認テストを地道に瞬間で解法が出てくるところまで、かなり練習しました。
・解法マスター
実際の過去問に触れながら、難しさを感じつつも、ようやくこの段階で過去問のボリューム&難易度でも最後まで解き切る基礎体力が身に付いたことが実感できました。並行して、確認テストは弱点を作らないように何度もやっていました。とにかく標準レベルで弱点を作らないように配慮して、ノートも作って会場で直前に確認していました。この段階で、標準的な過去問なら解ける自信がついていました。一方で、過去問をやればやるほど、実力があっても必ずしも点数につなげられるわけではないところが曲者の試験だと思いました。問題が必ずしもいいものではないことを痛感しました。
・模擬試験
1週間前の模擬試験に参加しました。点数だけ見ると、ひどいものでした。
(合計33 商:4 会:16 工:3 原:10)
しかし、実力を点数につなげられていないだけだと自分でわかっていたので、まったく焦ることなく、どうしたら壊滅的な状態になってしまうか学ぶことができたいい機会でした。同時に、この試験で高得点を取っている人たちがとても多く、プロ簿記の模試参加者は非常にレベルが高い集団だと実感しました。
・答練
模擬試験を受けて、現在の試験の傾向に合わせた問題に触れるのが非常に有効だと感じました。残り1週間で、答練を半分くらいやりました。残りは問題を見ただけで時間切れ。
試験当日
解法マスターや答練ばかりやっていたので、今回の試験はあまりに簡単だと、解いていて感じました。試験時間も余ってしまい、本当に大丈夫かなと逆に不安になりました。すべての分野で8割以上できた手ごたえがありました。
(商業簿記)
第一問は純資産会計でした。確認テストで弱点を作らないように徹底していたおかげで、一通り解けました。第二問は連結損益計算書でした。量は少ないですが、プロ簿記で学んだ解き方と連結会計のポイントがわかっていれば、一通り回答を埋めることができました。
(会計学)
どうしようもないものがいくつかありましたが、他は地道にやってきたことが成果につながる標準的な問題という印象です。確認テストで弱点を作らないという勉強がここでも活きてきました。
(工業簿記)
材料費・労務費の非常に偏った論点の問題でした。答練でやった論点と全く同じだったのでとても助かりました。全部解けました。
(原価計算)
とても簡単ですぐに終わってしまいました。
結果
郵送で点数の内訳が届きました。
(合計76 商:11 会:20 工:23 原:22)
なんと商業簿記が足切りギリギリのところでした。危なかったです。自己採点をしたわけではないですが、商業簿記はどこを間違えたのかわかりません。他の分野は手ごたえ通りでした。工業簿記・原価計算も完答できたつもりでしたが、どこを間違えたのかわかりません。とにかく合格できてよかったです。
