第171回日商簿記1級合格体験記【興梠 友哉さん】

■私の基本情報

・大卒社会人6年目(2020年入社)
・経理部配属で3年間固定資産経理を担当。償却・減損・圧縮等は実務で少し経験。(その後異動、管理会計の部署→経理の関係ない部署(現在))
・動機としては、上司が1級ホルダーであったこと、先輩が取得を目指していたこと、いざとなったら転職できるように、社内での箔(キャラ)付けのため

■合格までの道のり

・2級:2020年2月に取得(大学卒業直前・独学)
・1級:全5回受験。
・初回まぐれで点数が取れ独学していたものの、その後全く取れず限界を感じ、2024年9月より、時折ブログを参照していたプロ簿記のオンデマンドコースを受講開始。
・点数履歴
 独学
  22年6月 商7 会5 工25 原13 計50
  23年11月 商3 会9 工9 原12 計33
  24年6月 商10 会6 工15 原9 計40
 プロ簿記受講開始
  25年6月 商9 会15 工15 原18 計53
  25年11月 商17 会16 工19 原21 計73

■勉強方法について

・通勤中(プロ簿記の動画視聴)、業務後・休日(テキスト熟読・ノートまとめ・演習)など様々でしたが、今振り返ると必要な要素は以下の4つでした。
①2周くらいの範囲通読(テキストもよいですが動画がおすすめ。背景情報などが豊富なため。また怪しい部分があればピンポイントで3級・2級に早めに立ち返るべき)

(②・③は並行)
②演習(プロ簿記の初級テスト/過去問)
③苦手分野の復習(テキストや動画、場合によっては3級・2級に立ち返った復習など。解法マスターや連結などの対策講義も重宝しました)

■オンデマンドor初学者フルセット

・私は経済的な事情からオンデマンドでしたが「通勤中に勉強する予定だが、動画の視聴環境が良くない(電波が不安定)」場合は初学者フルセットをお勧めします。
・私は通勤中動画視聴していましたが、通勤経路の電波が弱くたびたび途切れるので視聴に苦労しました。ダウンロードして動画を見られることは大きなメリットだと感じます。(もちろん、電波がよいところでは動画視聴に全く問題ありませんので、私特有の問題です。)

■独学とプロ簿記の違い

・何より富久田先生の解説です。インプット講義をはじめとして、テキストには書ききれない要素、例えば全く違う論点のようでも共通の考え方があること、実務上の考え方など。実際に様々なお立場でビジネスを経験されてきた先生の講義でしか得られない納得感があります。

■プロ簿記受講開始後の不合格→合格の要因

・プロ簿記受講開始後最初の受験時点(53点)では、独学より点数は伸びたものの勉強のペースが遅かったために、ようやく全範囲の再インプットが終わったような状況でした。(つまり演習にほぼ手つかず)
・当然「演習→苦手分野の克服」も重要ですが、実際の問題の”ひねり”への臨機応変な対応は演習によって培う感覚だと思います。

■モチベーションの維持

・「簿記1級の価値をわかる人に」「受験して合格すると宣言してしまう」ことだと思います。私の場合は先述の先輩・上司に伝え、自分を追い込みました。

■現在の心境・今後について

・20代のうちに目標としていた資格を取得できたので、税理士等の上位資格についても検討したいと思います。
・資格試験としてはまさか今回で合格できるとはという感覚ですが、実務では知識が生きることが増え、勉強を頑張ってよかったと思いますし、プロ簿記を選択したことは、最善の一手であったと心から思います。本当に感謝しています。

171回合格体験記一覧へ戻る