第170回日商簿記1級合格体験記【中西 隆太さん】

【学習状況】
・2018年11月日商簿記2級取得し、数年間離れて2023年2月にプロ簿記入会し、日商簿記1級の学習をスタート。
・2022年12月に未経験で上場子会社の経理職として勤務開始。残業は月10h〜20h。
・妻も共働き且つ勉強開始時は1歳(現3歳)の子供有り。
【何回目の受験で合格したか】
2023年6月⇛36点、2023年11月⇛49点、2024年6月⇛51点、2024年11月⇛64点、2025年6月⇛75点
【学習方法】
・ipadとApplePencilフル活用。
⇛初めはipadの購入を躊躇し、プロ簿記の書籍を購入して学習。今思うと、すぐにipadを購入し、デジタル学習にした方が良かったです。
・プロ簿記のコンテンツのみで学習
⇛初めはオンデマンドコース、合格した年は初学者フルセットコースに変更。
【辛かったこと】
・子供が手のかかる時期だったので勉強時間の確保が辛かったです。
⇛デジタル学習じゃないと厳しかったと思います。通勤時間の活用が大事で、学習初期はインプット講義を視聴し、学習後期は余裕があれば確認テストをやったり、別で問題を解いて理解が浅い論点のインプット講義を視聴したりしました。
・2024年6月の試験後が1番心が折れそうでした。
⇛この時はかなり仕上げてから挑んだつもりでしたが、工原の文章の読み取りができず、試験後に放心状態でした。仕事と子育てをしながら1級に挑戦するということが無謀な気持ちになり、学習を辞めることも考えました。その時に、当時の学習アドバイザーに個人メッセージを送付し、悩みをぶつけ、「基本線は確認テストを仕上げるべき」という基礎を徹底的に固めるというアドバイスをもらった(今回の合格もケアレスミスがほとんど無かったというのが1番の要因と感じる)。
【最後に】
自分は子育てによる時間捻出で最も苦労したと感じたが、最後に自分の持っている以上の力を発揮できたのは子供のおかげだと感じた。
なぜなら、最後の原価計算の問題(事業部制)を解いている時に、脳の疲労で問題文の読み取りが雑になっていたり(読み飛ばしそう)、電卓を叩く手が疲労で震えたりして、ケアレスミスが発生しそうな極限状態だったが(いつもの自分ならミスしていそう)、その時に自然と子供の顔が頭に浮かび(これには自分でも驚きました)、「絶対にこの問題を全力で解き切る!」という底力が湧いて、結果ミスなく全問正解できたからです。
なので、私と同じく子育てに忙しくて時間が捻出できず悩んでいる方には、最後の精神力勝負になった時に、自分には力を発揮させてくれる大きな武器(アドバンテージ)があるんだと思って、諦めずチャレンジを続けていって欲しいと思います。
