第164回日商簿記1級合格体験記【鳥光 慶一さん】

合格までの道のり
2021年2月頃入会 2023年6月164回合格
会社の仕事との両立を図るため、スポーツジムに通い始めた結果、運動が好きで得意なのでそちらにハマり、簿記はのらりくらりと勉強していました。
2022年6月(本番50点)を過ぎたあたりから本格的に力を入れて、学習量を増やしました。その結果、11月本試験前の模擬試験を解き終えた後、ほっとしたのと、とても疲れていて精神的にキツかったあまり、チューターのさつきさんの労いのコメントを見て号泣しました。
勉強をしすぎてコンディションを崩して、客観的に見れば、受けない方がよいのでないかというような状態でしたが、むしろ受けてよかったと思っています。(模試79点/本番35点) ぼろぼろになるまで机にしがみつき課題と向き合い、疲れすぎて頭が回らない状況で試験を受けて、結果失敗して悔しくて打ちひしがれたことも、いま思えば最高の経験だったと思います。
11月の試験が終わり2月まで学習ペースを落として、3月に次に向けた勉強を本格的に再開したものの、その月の下旬に自転車乗車中に、事故で左肩を負傷して(肩鎖関節脱臼)、しばらく机に向かえない時間を過ごすことになりました。自分のストレス発散方法は運動でしたが、水泳も、ロードバイクも、ジムでの様々な運動もできなくなったのは致命傷でした。自信のないまま模擬試験、本番を迎えることになったわけですが、その時ようやく本番で合格点を取ることができました。本番、会計学に時間を取られ、商業簿記でミスったのを本人確信しており、恐怖のあまり自己採点すらできないほどでしたが、商業簿記でギリギリの綱を渡り、奇跡的に合格していました。(模試71点/本番72点)
失敗をして落ちた経験も含めて、言葉で表すのは難しいですが、いい経験になったと思っています。プロ簿記生の中には80点後半を取るかたもいらっしゃいますし、上を見上げれば無論きりがないですが、目標を果たすことができたので最高の気分でした。
先生がおっしゃる通り、合格するかどうかはむしろおまけで、1級の内容が実務で直接役に立つかどうかはさておき、ビジネスに直結するいい社会勉強になり、この難関資格に挑む過程で生活習慣が変わり、人として成長できる機会になったような気がします。
質問掲示板をみれば、すぐ先生になれそうなほど優秀な受験生もたくさんいらっしゃいました。質問掲示板自体、とてもいい雰囲気で賑わっていますし、本音を言える場になっていると思います。その中で初学者から半年程度で合格する、エリートな方々も何人か見かけましたが、そういった方々は本質を見抜く力とそれを言語化する習慣や力に優れていると感じました。
富久田先生の授業はわかりやすく、それゆえ自分自身授業を聞くだけで分かった気がしてしまうこともあります。そこで終わったらもったいないです。できればその日のうちに講義の内容を口で言うとかで構わないのでアウトプットしたほうがいいと思います。
私も真似して、自分の言葉で一つ一つの考え方を言語化してゆく習慣をつけることで、知識、理解に厚みがつき、変化に対応する力がついたと感じています(学習時期で言えば、後半のほうになりましたが)。学習において重要なのは知識の徹底したアウトプットだと痛感しました。
本番で点数をとるコツはミスをしないこと、これに尽きるといってもいいかもしれません。
経験者ならわかると思いますし、先生も口を酸っぱくして基礎論点を固めることをおっしゃられます。
ただ60点台を取ることがなかった、ある意味オールオアナッシングな私の経験から言えるのは、好きな論点、あるいは得意な論点を仕上げることです。私は最初に連結を重視して、そこから工原にハマり、結果そこで得点を稼ぐスタンスで合格しました。
(工原模試43/50、本番45/50)
他の方の体験談でおっしゃっていた話にもありましたが、完璧にすべてをこなすことを考えない方が、合格しやすい試験かもしれません。
後輩へのアドバイス
偉そうに言うつもりはありませんが、これだけはよくないです。すぐにやめた方がいいと思います。
NGなんとなく雰囲気でとらえて、問題を解くにつれてイメージを明確にしてゆけばよい。
(ただしどうしても理解できない部分を飛ばすのは仕方がない)
NG過去問、確認テストを回転教材にする。
NG解けないのを作問者のせいにする。
一つでも胸に突き刺さる方がいらっしゃいましたら、その点は改めた方がよろしいかと思います。あとは先生や、サポートしてくださるスペシャルな方々を頼りに学んでゆけば、きっと合格できるかと思います。
今後について
このまま勉強を続けて、来年は簿財を狙うかもしれません、いやきっと狙うことでしょう。商業簿記決してまだ得意ではないですが、簿記論の問題を解いていて愉しいです(徐々に目覚めております)。合格してまたいいお知らせができればと思います。
富久田先生、弟子1号さん、チューターの方々や会員の皆様、約2年半ありがとうございました!!!
