第162回日商簿記1級合格体験記【yuhriさん】

合格から1か月経ちましたが、今でも結果を見た瞬間の嬉しさは鮮明に覚えています。その後、自分の人生は大きく変わりました。その過程を記したいと思います。

〇経歴

年齢:36歳
家族:妻、子ども2人(1歳・0歳)
職業:地方公務員(簿記関連の業務経験なし)
学習期間:2年間(2020年11月:学習開始 2021年2月:2級合格 11月不合格(点数非開示)
2022年2月:プロ簿記受講開始 6月:53点 11月:71点 ※合格)

〇プロ簿記との出合い

 独学で臨んだ1回目受験で、テキストと実際の問題のギャップに絶望し通信教育を検討。大手の動画を視聴しましたが、暗い部屋で覇気のない講義に、学習意欲は喚起されませんでした。一方、プロ簿記は、富久田先生から並々ならぬ熱意と信念を感じたので、受講を決意。曖昧な知識を紐づかせて回答に結び付けるため、コースは解法マスターを選択しました。

〇プロ簿記の活用法・学習法

 3月から講義が始まったので、後追いで視聴。先生の冷静な問題分析からの鮮やかな解法、時折挟まれる小ネタに、終始溢れる熱量。学習意欲はMAXになり、何度も繰り返し見ました。回を重ねると視聴速度も上がり、最終的には下書きや解説を予想してスポットで見るように。更に各種コラムを通読し、確認テストや過去問を回転するなかで、点と点が線で結ばれ、力を付けていきました。
 なお、学習計画は大雑把にしか組まず、1日の勉強時間は気にしませんでした。仕事も突発的に休日出勤があり、子どもの急な発熱・夜泣きなど外的要素が強く、短期計画を立てても達成できない可能性が高いと思ったからです。その都度確保できた時間で学習して理解を深める。そのサイクルを徹底しました。

〇模試28点から合格まで

 6月試験は実力が足らず不合格に。ただ学習が進んでいる感触はありました。一方、10月~11月は繁忙期で、1日3~4時間は残業があり、勉強時間の確保に苦しむことに。模試も睡魔で離脱して28点でした。
それでも、掲示板で学習方法を相談しながら気持ちをつないで本番へ。

少しでもあがこうと、以下の戦略で臨みました。

・集中力が高い序盤に、解ける問題を解いて点数を確保。
・難しそうな問題は切って、見直しに注力。
・最後に余裕があれば、切った問題に挑戦して点数を稼ぐ。

本番は上記戦略を徹底。商品売買が手つかずの状態で見直しに入るのは勇気が要ったのですが、ケアレスミスを3問潰せたので、吉と出ました。

〇合格後に転職成功

 簿記1級の学習過程で、その知識を生かして経理職につきたいという思いが強まっていたので、合格後すぐに転職活動を開始。未経験の30代後半で書類落ちも多かったのですが、現職の経験を評価してくれた上場企業の経理部門に内定。開示業務や連結業務に当たれる機会に武者震いしています。会社規模的にも実務要件を満たせそうなので、組織内会計士という新たな挑戦への意欲も沸いてきました。
 私は簿記1級に合格したからこそ、自信を持って転職活動に臨め、キャリアを切り開けました。環境を言い訳にせず、家庭内での役割も全うして努力を成果につなげられたことが、自分、そして家族にとっての宝です。2年間、先が見えない勉強の中、見守ってくれた家族には本当に感謝しています。

 4月からは、プロ簿記11期生の誇りをもって新たな職場で邁進します。富久田先生、弟子1号さん、学習サポーターの皆さん、本当にありがとうございました。

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