第161回日商簿記1級合格体験記【mitsu2001さん】

2017年145回の簿記2級を取得し、その後1級を目指しました。関係会社に出向になり、経理も管轄となったことがきっかけです。
2級については、独学で合格することができたので、1級も独学で挑戦しようと思いました。
ところが簿記1級のテキスト、問題集(それぞれ3冊)を4周した後、過去問に取り組みましたが、全く歯が立ちませんでした。テキストレベルの問題と実際の過去問の難易度の差をここまで大きく感じる資格は初めてでした。
そこで、ブログでお世話になっていたプロ簿記への入会を決意しました。2019年の12月に、オンデマンド生になりました。
2020年6月試験は、コロナで中止。2020年11月が初受験。この受験前に、先生がこれから3回連続で受験できる(6月中止の余波で通常は行われない2月にも試験があった)ので、どこかで合格すると話しておられました。私もそんなものかなと思っていましたが、まさかそこから5回も受験することになるとは思いませんでした。

(活用)

基本、授業は2倍速で受講しました。慣れれば普通に聞けるようになります。
今はなき経験者オンデマンドも受講しましたし、確認テストも初級、上級すべて
行いました。ただ2021年11月までは少し迷走していたように思います。
この回で不合格になったことをきっかけに勉強スタイルを見直し、過去問や答練中心にしていた勉強を、インプット→アウトプット→解法マスター→答練の流れを再度すべて受講しました。これがよかったと思います。知らず知らずに長期受験生にありがちな暗記主体の勉強になっていたのでしょうか。
インプットを再受講することで目からうろこのことが多数出てきて、簿記の考え方が少しわかるようになったと感じました。最初に受講したインプット講義は6回から7回のものだったので、直近の講義を受講できたことも効果的だったように思います。
試験当日は、この問題はここまでは確実にとる、これ以降は捨てるなど全体の戦略を考えることが初めてできました。試験本番ではあがってしまい、今まではそれができていませんでした。先生がここは捨ててもいいと言っていた論点が2つも出た(リースの貸手側の論点、在外子会社の連結でのれんがでる論点)ことには驚愕しましたが、解答できるところをケアレスミスなく正答することに注力しました。結果的にはこれが功を奏し77点で合格することができました。

(ケアレスミス対策)

一番悩んだのはケアレスミスです。掲示板にもたくさん回答が載せられています。間違えた個所を別ノートに記入したり、様々なことをやりました。その中で特に効果のあったものは列挙すると
「下書きをきれいに書く」。以前は計算用紙にぐちゃぐちゃに書いていましたが、先生の指示通りの下書きをきれいに書くこと。これができるようになりミスがかなり減りました。
「計算した答えを別の手段で確認すること」。縦に足したのであれば横に足して求めてみるなど違う方法で再計算してみる。計算自体のロス時間は大した時間ではないので、これをするだけで計算ミスがかなり防げます。
「知識はケアレスミスをなくす」。やはり問題数をこなすことです。問題に対する知識が増えれば、その問題の注意しなければいけない点がわかり、ケアレスミスは確実に減ります。

(最後に)

たぶんプロ簿記に出会わなければ、経理の実務経験のない私が1級に合格することは無理だったと思います。
サイト上ではいろいろなことが書かれていますが近年の難易度の上昇もあり、独学で合格することはかなり難しい資格になっているのではないでしょうか。
富久田先生はじめ学習アドバイザーの皆様、また事務局の弟子1号様、大変お世話になりました。
掲示板の解答をするなどしてサイトを盛り上げる活動ができなかったことが心残りです。プロ簿記の益々のご発展を祈念しております。

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