第158回日商簿記1級合格体験記【カナもっちさん】

はじめに
オンデマンドを5ヶ月間ほど受講させていただいただけの身ではありますが、この度合格体験記を執筆させていただくことになりました。
正直なところ、あまり褒められるような勉強の仕方をしてこなかったため、反面教師にするつもりで拝読いただければと思います。
プロ簿記に加入したきっかけ
私は現在大学2年生です。昨年、コロナ禍の影響で在宅する時間が長くなったことで時間に余裕ができたため、簿記1級の学習に手を出してみました。はじめは某予備校のテキストと問題集
を購入して独学で取り組んでいたのですが、教科書然としたテキストの内容ではどうにも理解できない箇所が多く、度々インターネットに頼っていました。その中で度々ヒットしたのが富久田先生のプロ簿記ブログでした。売価還元法や退職給付のワークシート解説の記事があまりにも分かりやすく、さらに受講生を募集していることを知りました。オンデマンドで月額5,000円というその敷居の低さもあり、お試しで加入してみることにしました。
プロ簿記の強み
・オンデマンド会員であっても、掲示板やデータベースなど、講義部分の以外はライブ会員と遜色なく利用可能
プロ簿記には会員全員が利用できる掲示板や、過去問の出題実績等がまとめられたデータベースが用意されています。掲示板は今加入している方はもちろんのこと、過去在籍されていた
方々の質問やその回答が蓄積され続けています。質問を見ることで分からなかった論点が分かるようになることもあれば、今まで自分が気付かなかったことを発見できることもあります。
また、質問をする側でも解答する側でも、その過程で、すごく悩んだり考えたりするようになりますが、その悩み考える時間は、必然的に論点に対する理解の深化や思考力の育成に繋がります。私自身それほどこの掲示板に書き込むことは多くありませんでしたが、それでもこの掲示板を利用することで自身の力が伸びて行く事を実感しました。
データベースも、頻出論点や苦手な分野をイメージする上で役立ちました。膨大な範囲、過去問の中から視覚的に判断できるのは分かりやすいですし、次に取り組むべき分野もサクッと見つけることができました。
・独学では気付けない解法を自分のものに
私自身、一級の勉強を当初は独学で行っていましたが、プロ簿記に加入して講義動画を視聴していく中で、目から鱗とでも言うような解法をいくつも身に着けることができました。その一部は富久田先生のブログの方にも掲載されていますが、包括利益のワークシート等々、独学では一生知ることはなかったであろう様々な解法を自分のものにすることができます。
勉強方法について
私の学習方法
元々不真面目な性格で、計画立てて勉強に取り組むことが苦手でした。オンデマンドを受講した当初こそ、一週間くらいの計画を立てて取り組んだりもしましたが、続けることはできませんでした。ただ、その中でも一つ変えなかったことがあるとすれば、講義の受講と復習を必ずセットにしていたことだと思います。簿記1級の範囲は2級の比ではないほどに広く、復習やアウトプットなしに進める学習は、崩れ落ちそうな崖に立ち続けるようなものです。復習をしていたとしても時が経てば忘れてしまうものなのに、復習すらしなければ学んだ内容は全く定着しません。長い長い距離を走る資格試験だからこそ、学習方法については良く考えるべきだと思います。
その点で言えば計画を立てて実行することすらままなりませんでしたが、受講⇒復習という流れが習慣化できたことは一つ合格に繋がった要因なのかなと感じています。
デジタル教材を生かす
プロ簿記ではテキストや過去問題、模擬問題など、教材のほぼ全てがPDFで配信されています。大手の予備校でもここまで行っているところは見たことがありませんし、プロ簿記に加入するのであればこれらを最大限活用するべきです。私はこれらの教材を、タブレットに落とし込んで書き込む形で利用していました。先に述べたように、簿記1級の範囲は非常に膨大です。試験を受けるまでに解く問題の量も物凄い数になりますが、紙ベースでそれらを管理するのは非常に大変なことです。その点、タブレットを使う形であれば、今までに解いた問題はもちろん、その計算過程までもを一元管理できますし、なにより分からない論点があったときに検索をかけることですぐに確認することができます。クラウドにデータを保管しておけばいつでもどこでも確認できますし、学習の効率化や学習を始めるまでのハードルを下げるという意味でも大きく貢献してくれました。
反省点
・「重要度の高い論点は満遍なく復習しなければ」と思っていた部分があったのですが、もっと自分自身の苦手な分野や論点を理解しておくべきだったと思います(メリハリが足りなかった)。
・解けない問題にぶつかると気持ちが萎えてしまうことが多かったのですが、解くべき問題・捨てるべき問題の取捨選択する力を精度高く身に着けておくべきでした。
・一部難易度の高い問題に、手ごたえを感じたいがために手を出してしまうことがありました。当たり前のことではありますが、取るべき問題はあくまでも基礎的な論点です。その点。もっと基礎を重点的に磨いておくべきでした。
さいごに
プロ簿記に在籍していた期間は他の方と比べても短いと思いますが、簿記の面白さ・奥深さを学べたことは私にとって非常に貴重な経験となりました。今は公認会計士試験に向けて学習を進めていますが、不思議なことに苦しいと思うことなく学習できています。これもひとえに、富久田先生をはじめ、弟子1号さんやサポーターの方々、そして同じ目標に向かって走っていた受講生の皆さまのおかげだと思います。本当にありがとうございました。
