第153回日商簿記1級合格体験記【toufuさん】

お送り頂いた内容をそのまま掲載しています
3回目の受験で78点(商21:会12:工20:原25)を取って合格しました。
プロ簿記との出会い
簿記を始めたのはIT企業へSEとして就職が決まったことがきっかけです。
入社まで時間を持て余す中、ITと親和性のある分野は何かと調べた結果会計にたどり着き、どうせ取るなら1級までと思い某資格予備校の講座を受講しました。簿記2級までは比較的スムーズに取得できたものの、1級の範囲になると講師の方の説明が全く理解できず、暗記一辺倒のやり方を勧めてくるので一度は受験を諦めました。
しかしある日、解説記事の内容がとてもわかりやすい簿記のサイトを発見したのです。それが何を隠そうプロ簿記でした。本質講義と謳っているだけあって説明が非常に論理的で分かりやすく、感動すら覚えました。第2期の受講生募集の際は迷わず応募しました。
中断・再開・合格
喜び勇んでプロ簿記講座に申し込んだはいいものの、入社したての頃だったので会社で覚えることがたくさん・家に帰ればクタクタでいつしか講義の消化が目的になっていました。解説を聞いて納得するだけの日々が続き、最初に受けた簿記1級の得点は32点でした。もうテキストを見るのも嫌だ・仕事も忙しいという理由でそれからしばらくは簿記に触れることなくひたすら仕事に打ち込みました。
勉強を再開したのは1年後。仕事の要領も分かってきて余裕が出てきた頃です。プロ簿記で言われていることを真摯に受け止め、自分なりの戦略を立てて受験した結果、58点と得点を伸ばし、3回目となる第153回の試験でやっと合格点に達しました。中断期間も含めると合格まで約3年かかりました。
アドバイス
1年のブランクを経て勉強再開した際に行ったこと・心構えをご紹介します。
①夕食を勉強のご褒美にする
なぜ平日の夜に勉強ができないのだろうと考えた結果、夕食のタイミングがまずいということに気づきました。仕事の疲れに満腹感が加わったら眠くなるに決まっています。私は「夕食は23時まで食べない!」というマイルールを作り、眠気を抑えることで平日の勉強の量と質を安定させました。しかし全く食べないものつらいので、大好きな原宿ドックというスイーツを箱買いして毎日2本だけ食べていました(笑)
②只今がその時、その時が只今
これは佐賀鍋島藩士の山本常朝が著した「葉隠」にある言葉です。テストでは「今ここが本番の試験会場だったら?」という気持ちで、本番では「これはテストだ」という気持ちを持つことができれば、自ずと結果はついてくると思います。
私もかつては動画を見ながら・テキストを見ながらテストを受けていたため、「ボヤッとは分かるんだけど問題を前にするとペンが全く動かない」という状態からしばらく抜け出せませんでした。しかしテストや練習問題であっても手を抜かず、その時の最善を尽くす経験を積み重ねることで自分の弱点をクリアにでき得点アップに結びつけることができました。
③プロ簿記を信じる
プロ簿記で扱う範囲で十分簿記1級に合格できます。私も知的好奇心から、プロ簿記の講義で扱わないことを調べたり、分厚い会計の本を自分で読んだりしましたが、簿記1級合格という観点から見るとそれほど役立ってはいません。
「名の知れたスクールではないから不安だ」と思う方もいるかもしれませんが、大量の合格体験記を見ればそれが要らぬ心配であることは明白です。迷っている方はとりあえずオンデマンド会員でお試し受講されることをオススメします。
今後について
当初はSEを続けていく上での武器として会計を学ぼうと思っていましたが、
この講座を通じて会計の面白さに触れるうち、会計の道に進みたいという思いに駆られました。経理への転職も考えましたが一度きりの人生を悔いなく終えたいと思い、会計士を目指して勉強を続けます!
プロ簿記があったからこそ現れた人生の選択肢、必ず掴み取ります。
お世話になったプロ簿記スタッフの皆様本当にありがとうございました。
講師からひとこと
toufuさんの印象は、何と言っても第5期の確認テストです。全24回、すべて提出されていました。その後、第6期の模擬試験で工簿が最高得点賞、総合でも優秀賞だったので、まあ順当に合格されたな、と思っていまいした。
ところが。違っていたのですね。toufuさんにそんな事情があったとは。合格体験記を読んで初めて知りました。
簿記を始めたのが社会人になる直前だったんですか。そりゃあ大変だ。入社したてで新しく覚えることが多すぎて簿記から離れてたとのこと。そりゃあそうなるでしょう。
そして1年間のブランクを経て勉強を再開して結果を出したんですね。知りませんでした。
就職して1年だと、まだまだ会社のことでいっぱいいっぱいのはず。まして、疲れて帰宅してそれから勉強するなど、かなりの根性が無いと続きません。
1級は長期戦です。1ヶ月限定とかなら気合で頑張れるかもしれませんが、1年近く同じペースで勉強しなければなりませんから、システマチックに勉強できる環境を整えることが大切です。
その点で「夕食をご褒美にする」と「只今がその時、その時が只今」は胸に響きました。
前者は、物理的に生活スタイルを変えることですよね。根性論ではなく、ルールを作るというのはとても大事なことです。参考になります。
そして、後者は、普段から本番の気概で臨みなさい、そして、いざというときは平常心で臨みなさいってことですかね?いい言葉です。人生全般に言えそうです。練習だからと思わずいつも本気で取り組む。すると、本番で落ち着いていられるのかもしれませんね。
会計士への道も考えられているとのこと。応援します。ただ1点だけアドバイスさせてください。資格へのチャレンジは結果がすべてではありません。もちろん、合格がもっとも望ましいのでしょうけれど、仮に不合格でも十分に有意義です。チャレンジしたからこそ学べる経験があるからです。これは唯一無二のものですし人生の糧になります。
ただし、それも、なんとなくのチャレンジでは意味がないのでしょう。まさに「只今がその時」の覚悟でチャレンジすることが大事なんだと思います。
toufuさんなら言われるまでもなくって感じですね。あらためて、合格おめでとうございます。新しいチャレンジ応援します。そして輝かしい未来とご活躍をお祈り申し上げます。
