第149回日商簿記1級合格体験記「keny0さん」

 私が日商簿記検定1級を受験しようとしたきっかけは会計士や税理士になりたいといった大層なものではなく、周りから一目を置かれたいというものでした。というのも私は経理職として働いており、大概の方が日商簿記2級までは取っていたので、差別化したいという原動力から始めました。

 2015年から勉強を開始し、1年半かけて独学で市販のテキストを2周こなし、テキストレベルはなんとか解答できるレベルまでになりました。もう半年間は過去問を解くために費やそうと過去問デビューを果たすもテキストとの明らかなレベルの差に挫折しそうになりました。

 それでも144回の試験を受けるも結果はボロボロ。自己採点さえせずに諦めてしまいました。しかし心のモヤモヤは消えず、どうにかしたいと思っていた時にプロ簿記に出会いました。「連結会計の成果連結」というブログのタイトルに目を引かれ読んでいると解答のテクニックとその解説が書いてあり本当に目からウロコでした。その分かりやすさにすぐプロ簿記に入会しました。

 プロ簿記では同じゴールを目指す方がたくさんいらっしゃり、独学のころは質問する人もいないし何より孤独感がありました。しかしプロ簿記では質問掲示板で同じ悩みを抱えている人がいて、私も抱えている悩みや質問をたくさんしました。

 どんな些細な内容でも皆が親身になって答えてくれ、一人じゃないという感覚が強く感じられました。また講義では質問形式なので自分で考える癖がつき、暗記ではない本質の理解につながりました。またチャット形式なので積極的に参加できました。一人一人のチャットに応えていただけたので、その時に疑問に感じたこともその場で解決できたのでやる気も継続されました。

 1級は2級とは違い、勉強範囲も広いし時間配分も重要になります。なので過去問に毎回出るような論点は何回も何回も繰り返し、ミスをしたところはノートに書き出し後日ノートを眺めてどこが間違えたかを復習し、多くの時間を基本演習に費やしました。その代わりあまり出ないような論点は最初から捨てました。そうした強弱をつけたおかげで過去問にも対応できるようになっていき149回に合格することができました。

 これから受験される皆様にアドバイスをするとしたら、基本問題を疎かにしてはいけないということです。前述したとおり1級は範囲が広いのであれもこれもとなってしまい、すべてが中途半端になりがちです。不安な気持ちは十分わかりますが、騙されたと思い基本問題に忠実になってください。そうすると点数が伸びていき、きっと勉強が楽しくなります。

 最後になりましたが、プロ簿記に出会えて本当に良かったです。富久田先生、スタッフの皆様、プロ簿記生の皆様、本当にありがとうございました。

講師からひとこと

 keny0さん、質問が良かったです。初学者がよく引っかかるところを質問掲示板に投稿してくれました。どうも質問掲示板はレベルが高くなりがちで難しい質問ばかりになってしまうのです。簡単な質問は恥ずかしいと思ってしまうのでしょう。

 そんななか、keny0さんは初学者が感じる素朴な質問をしてくれて、とてもありがたかったです。そのやりとりを見て理解を深めた受講生も多かったと思います。正直、2月、3月にされていた質問のレベルを考えるとよく6月の試験で合格までたどり着けたと思います。急激に力をつけられたことがよく分かります。

 合格おめでとうございます。これからのご活躍をお祈り申し上げます。

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