第171回日商簿記1級合格体験記【白根 慧河さん】

【受験履歴】

1回目:2023年11月19日・・・不合格(65点)
2回目:2025年  6月  8日・・・不合格(55点)
3回目:2025年11月16日・・・合格(76点)

【合格時の点数】

商18 会16 工21 原21 計76

【勉強スタイル】

勉強時間については、「毎日1日4時間」を目標として設定していました。
毎日の勉強量を安定させるためです。目安がないと、忙しい日にはほとんど勉強せず、逆に時間がある日に詰め込みがちになります。そうしたブレを防ぐため、時間の基準を先に決めました。

また、試験日から逆算し、「その日にやるべきタスク」を事前に明確にしていました。
単元ごと、演習問題ごとに「今日はここまでやる」と決めておくことで、迷いなく机に向かえる状態を作っていました。

【受験戦略】

科目別の戦略も明確にしていました。
工業簿記・原価計算は得点源と位置づけ、最低でも合計40点(各20点以上)を取ることを目標に設定しました。
一方で、商業簿記・会計学は問題によっては難易度が高く、安定しづらいため、各10〜15点を確保できれば十分と考えていました。

商15点・会15点・工20点・原20点=合計70点
これが合格ラインとして描いていた戦略です。
結果としてほぼ想定通りの点数配分で合格できました。

【苦労したこと】

一番苦労したのは、「分かっているつもり」と「実際に解ける」のギャップです。
講義動画やテキストを見ていると、解き方が丁寧に説明されているため、「理解できた気」になりがちです。
しかし、実際に自分で手を動かすと、計算手順が曖昧だったりして、手が止まることが何度かありました。

この「手が止まるポイント」こそが、自分の弱点であり、伸び代でした。

【アドバイス】

これから簿記1級を目指す方に一番伝えたいのは、インプットとアウトプットのバランスです。
学習初期はインプット中心になるのは仕方ありませんが、講義を一通り見終えたら、意識的にアウトプット中心の学習へ切り替えることが重要です。

アウトプットを通じて初めて、自分が本当に理解できていない箇所が明確になります。
その都度テキストに戻り、抜け漏れを埋めていく。
この繰り返しによって、「知っている」から「解ける」状態へと変わっていきます。

簿記1級は簡単な試験ではありませんが、正しい戦略と継続的な努力を積み重ねれば、必ず到達できる試験だと思います。最後まで諦めずに続けてほしいと思います!

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