第168回日商簿記1級合格体験記【増元 由也さん】

合格までの勉強期間は2年3ヶ月ほどで、3回目の受験でようやく、なんとかの合格でした。
勉強時間の記録はとっていませんが、週に約20時間ほどだったかと思います。
基本的には仕事終わりと休日の時間を使って勉強時間を確保しました。

1回目の受験は某スクールの通信講座に入り、カリキュラムに沿った動画視聴でのインプットと問題集でのアウトプットの繰り返しを続け複数回の答練と模試を行いました。
演習量の不足、論点の根本的な理解不足で59点で不合格でした。

2回目の受験は同じスクールの経験者コースで理解度の低い論点を集中的に過去問や問題演習を重点的に行いました。
ケアレスミスと、理解できず捨ててしまっていた論点も出てしまったことから67点で不合格でした。

3回目は基本に戻り、問題演習を繰り返しながら、プロ簿記さんには答練&模試のみのコースでしたがお世話になり73点でなんとかの合格でした。

これから勉強・受験される方に向けてのアドバイスを挙げさせて頂くとすれば、以下の3点です。

・ケアレスミスを甘く見ない
・自分なりのモチベーションの保ち方を見つける
・最後まであきらめない

・ケアレスミスを甘く見ない

日商簿記1級の合格者の点数は70点〜75点にある程度集中すると聞いたことがあります。だからこそケアレスミスの数点が非常に合否に直結します。
「これはケアレスミスだから次出た時は大丈夫だろう」ではなく「同じケアレスミスをしない為にはどうしたら良いのか」と常に考えることが合格までの道の大事な心構えのような気がします。

・自分なりのモチベーションの保ち方を見つける

私は自宅ではあまり勉強に身が入らなかったので、ほとんどカフェで勉強をしていました。そこでは自分以外の他の方が勉強されている姿も多く見受けられたので、それが一つの刺激になりモチベーションの維持に繋がっていたのではないかと思います。
いつかの講義で富久田先生が仰っていた「あなたが勉強し、努力している姿は他の人にもきっといい影響を与えている」という言葉はすごく印象に残っています。
その言葉通り、自覚はないと思いますが私は名前も知らない、話したことも無いたくさんの方から力を頂いていました。
確かめる術はありませんが私の姿が、誰かの何かの少しの力になっていたらいいなと思う次第です。

・最後まで諦めない

根性論ですが最後はこれに尽きるかと思います。
論点の考え方、説明の仕方や解答へのアプローチは教える方ごとに様々です。
もし1冊のテキストで理解できなくてもインターネットの記事や動画サイト等の違った角度からの説明で自分の中で腑に落ちて理解できるということも大いにあると思います。貪欲に解答までの道を探す泥臭さも必要かと感じます。

そして1級の勉強を始めても試験範囲の広さと難易度から諦めてしまう方が多くいらっしゃるという話を聞きます。私が日商簿記1級を目指した理由は、「何かに特化した知識を付けないと世間から置いていかれる」と思ったこと、そして「2級より1級の方がかっこいい」というある意味で甘くみた理由です。そんな私でも2度の不合格でも続けられた理由は、諦めてしまったという過去を未来に作らない為でした。ここで諦めてしまったらその事実が生涯、自身にまとわりつくような気がしてこれから何をするにもそれが頭によぎってしまうことに漠然とした恐怖がありました。あまり前向きな理由では無いのがお恥ずかしいですが、諦める理由ではなく諦めない理由をなんでもいいので探してみて頂ければと思います。

・最後に

答練&模試のコースのみだけでしたが大変お世話になりました。
この受講がなかったら3度目も不合格だったような気がしています。
受講者ひとりひとりに直接訴えかけているような熱心なご説明に合格までの最後のひと押しをして頂きました。本当にありがとうございました。

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