第168回日商簿記1級合格体験記【nametakeさん】

ここでは、筆者の属性等の基本情報、合格までの簡易的なスケジュールを共有した上で、最後に自身が考える勝因を綴ります。

【基本情報】

筆者は社会人です。平日に机で勉強できる時間は1~3時間程度。2023年9月初頭に1級の学習を開始し、2度目の受験となる2024年11月の試験にて合格しました。1級のみの学習時間は600時間程度でした。

【スケジュール】

2023年9月:オンデマンド入会

2023年12月:インプット講義/アウトプット講義視聴完了
インプット講義受講後、テキスト記載の問題と初級確認テストを解き、アウトプット講義を受講するという一般的な流れで内容を1周。

2024年1月:解法マスター受講開始(~3月頃までに1周)
過去問を題材とする論点別演習を行い、先生から解法テクニック等の解説を受けます。わかる(気がする)状態から、解けて、点を取れる状態にする講義というイメージです。

2024年3月:過去問演習開始
商会は過去15回分程、工原は過去10回分程遡りました。スコアは50~70程度で上下。

2024年6月 57点で不合格
基礎的な理解が足りませんでした。以後の学習では、「理解できている」という思い込みを疑うことを心掛けました。方法は単純で、「何故この処理をするのか」「用語の意味を本当に理解できているのか」といった自問自答を繰り返し、理解の浅い基礎論点の炙り出しを徹底しました。また、次回に向けて過去問に取り組む中で、ケアレスミスを防ぐために自分にとって最適な下書きの方法を固めることを意識しました。尚、講義中でも多くの下書きテクニックが紹介されます。どれもが直感的でわかりやすく、単なる「試験回答のためのテクニック」に留まらず、その会計処理が持つ意味の理解まで助けてくれる点が秀逸でした。
同年9月頃から、過去問や答練のスコアが70~80程度で安定するようになりました。

2024年11月:83点で合格

【勝因】

勝因1:プロ簿記を選択したこと

上記内容と重複しますが、単なる暗記やテクニックではなく、正に本質理解を助ける講義は秀逸そのものでした。特に工原の講義は、工場の具体的な動きやそこで働く人の考え等を想起しつつ進むため、イメージと計算が結びつき、理解しやすく忘れにくい内容であり筆者としてはお気に入りでした。その他、連結会計の特別講義も必聴です。苦手な方が多いと思われる連結会計が得点源になるすごい講義です…あまりにお勧めしても胡散臭いかもしれませんので、オンデマンド(1カ月約5,000円)で一度お試しすると、ご自身に合う/合わないも含め、講義の様子がよくわかるかと思います。

勝因2:実際に問題を解く(手を動かす)時間を大切にしたこと。また毎日継続したこと。

講義を聞いて、或いは解説を読み理解したつもりでも、いざ自分で解くとなると手が動かないという事態が往々にして発生します。そこからレベルアップするには、意味を理解した上での反復練習が重要と考えます。問題文を見たら処理が思い浮かび、即座に回答までの道筋を立てられるようになると点数が伸び、かつ安定する印象を受けました。その状態を実現するためにも、毎日10分だけでも机に向かい、手を動かしたその積み重ねこそが勝因の一つだったと考えます。

以上です。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。皆様が良き簿記ライフを送られますようお祈りしております。

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