第165回日商簿記1級合格体験記【Athenaさん】

まず初めに、この度の1級合格には、プロ簿記に大変お世話になりました。ありがとうございました。
そして、今現在、1級合格を目指している皆様に、私の泥臭い経験から何かお役に立てる情報を提供出来ればと思い書かせていただきます。
合格までの歩みは以下のようであり、丸2年受験し続けました。
1回目不合格→独学で6割の基礎学習(教科書の例題が解けるレベル)を終えて受験
2回目不合格→試験1ヶ月前にプロ簿記に在籍し、9割強の基礎学習を終えて受験
3回目不合格→連結会計の基本問題は解けても標準問題は解けない状態、在外支店・子会社の問題が解けない状態で、解法マスター中心に問題演習をして受験
4回目合格→基礎講座(インプット講義)の視聴とテキストの例題学習、確認テストは分かるまで解き、解法マスターは腕試しに解く程度、プロ簿記の過去の模試や答練などの解き直し(事前戦略を立て、時間計測を常に行った)、理論学習をひと通り行って受験
さて、ここからは、もう少し詳しく、反省点を踏まえながら書いていきます。
私と同じような道を辿ることが無いよう、反面教師として読んでいただければと思います。
独学で1級を目指し市販の教材で学習していた頃にプロ簿記のブログと出会いました。
主に躓きポイントの疑問解消の為に利用していたのですが、ブログ執筆者(富久田先生)が講師として講座を開講していることを知り、オンデマンド会員として在籍するに至りました。
講座の受講にあたっては、基礎固めが大事であると頭では理解しているつもりでも、ついつい本試験までの期間の短さから、独特の解法テクニックに飛びついてしまい、実力をつけられずにいました。
解法テクニックを学んでいるいっときは解けるのですが、そもそもどの様な理屈からこのような解法に至ったのかを理解しておらず、弊害しかない利用方法であったと今にしては思います。
理論学習を疎かにしていたことも、断片的知識しかない状態を長引かせたように思います。
3度の不合格を経て(3度目は68点でしたが、理解度から言えば全く惜しくない状況)、いかに基礎的な学習が大事かを身をもって知るに至りました。
基礎学習にプロ簿記のどの教材を利用したかは、前述の合格までの歩みに書いた通りです。
因みに、プロ簿記の教材はよく出来ているため、教科書の流し読み→インプット講義→教科書の例題学習→確認テストの流れで取り組むと、確認テストが案外スラスラ解けて分かった気になります。そこで、解法マスターを受講すると、これまた魅力的な解法が次から次へと出てくるので、いっときは短時間で解けるようになるのです。
この状態で本試験を受けると不合格になりやすいので要注意です。自分が理解しきれていない事に気付いていない状態だからです。
私の場合は、プロ簿記在籍期間が長引いたこともあり、プロ簿記の模試や答練が溜まっていました。特に答練をじっくり解くことで本当の理解度が分かりました。
解いたあとに教科書や基礎講義に戻ったり、掲示板の閲覧をする事で、実力を付けていく事が出来たと思います。
本試験の過去問にも手は出したのですが、プロ簿記の模試や答練の方が素直な問題であるため、忖度や仮定を伴う読解の必要が無く、ストレスなく取り組めます。
長くなりましたが、基礎学習に重点を置くこと(富久田先生の言葉を借りれば、本質理解)が何より大事です。そして、プロ簿記の教材の使い方が少しでも参考になればと思います(特にオンデマンド会員の方)。
改めてプロ簿記には長らくお世話になりました。ありがとうございました。
