第164回日商簿記1級合格体験記【hozumi0さん】

私のプロ簿記との出会いは3級の勉強を独学で始めた頃でした。
売掛金?買掛金?や資産?負債?と疑問符だらけで進む中、商品仕入時の送料と商品販売時の送料の仕訳で躓いていたところ検索して見つけたのが、プロ簿記の「ちょっと簿記クイズ(付随費用はなぜ取得原価に入れる?)」の記事でした。

「あぁ、弟子1号さんの質問はまさに私が疑問に思っていることズバリな内容だ!」と嬉しくなり、その後の先生の解説記事に感動して、その後もちょくちょくブログにお世話になっていました。その頃からもし1級に挑戦するときはプロ簿記にお世話になろうと心に決めていました。

初学者フルセットだったので、確認テストのメモ欄に自分の考えたことや疑問点を書いて提出し、先生の添削を見て理解不足な点を復習するのは大変ながらも楽しく、モチベーションを保つのに効果的でした。
この「書く」という言語化する行為が自身の頭の中を整理するのに役立ちました。
先生が記事に書かれていたように1周目はわからないことがあったとしても強くこだわらず2周目で理解を深めていこうという気持ちで、とにかく一旦1周することを目標に前進する気持ちで進めていきました。

それから、プロ簿記は掲示板の内容もとても勉強になります。
自分で疑問に思ったことを検索することはもちろん、そんなに多くはなかったですが、答えられそうな内容には返信を心がけました。
知っている、わかっていることについて書くものの、いざ書くとなると「あーでもない、こーでもない」と結構悩むのですが、それがまた良い勉強になったと思っています。

初受験が159回で合格点に2点届かず不合格となった後、161回162回と連続して70点に届かず落ち込んだ時期もありました。
不合格の都度、先生の試験レビューで「ここは取れないといけない」と記載されているのに点が取れなかった問題について、なぜ解けなかったのかを分析し、原因を探るということを繰り返しました。

私の場合は主に商会で問題文が正確に読み取れないこととケアレスミス(年度間違いや期間按分)などが課題でした。

さらに、個人的な事情ですが体力の温存ということも課題でした。

読み取りには勘違いや理解が浅い部分をつぶし(具体的には矛盾なく説明または言語化できるまでかみ砕けるように)、ケアレスミスはミスについては、どこをチェックしていけば防ぐことができるかと検算でミスに気づけるかということを中心に練習しました。

また、総合問題では上記に加え、どこが何に連鎖しているのかを理解し、単独の論点、連鎖している論点を見極め、優先順位をつけて解くことで伸び悩んでいた部分も効率が上がったように思います。

体力温存は、試験前は焦りの裏返しなのか体力以上に無理しがちでした。
3回目の不合格の時点で勉強内容と自分の体調とのバランスにしっかり向き合わなくてはいけないと痛感し、体調が悪くなくても勉強時間を一定にすることに努めました。

今回4度目の挑戦でようやく合格できました。

当初自身で予定した勉強期間よりも長い時間がかかりましたが、その分、簿記の面白さや自身と向き合う時間(自分で思っていた以上に負けず嫌いだなと実感しました・・・)もたくさんあったような気がします。

また、簿記の勉強が進むごとに実務での業務に対する捉え方も視座が少し上がったように感じられたことは嬉しかったです。
(特に逆算思考で試験に合格するためには何が必要なのか?今現在何をすればよいのか?と考えることは業務の上でも共通する部分が多くとても役に立っています。)

最後に、1級の勉強で得られたものは簿記についての知識だけではなく、実に多岐にわたることだったなと感じています。

先生はじめ弟子1号さん、アドバイザーさんにも折にふれ温かい言葉をいただいて本当に励みになりました。

プロ簿記の勉強で得たものはきっとこれからも自身の力になると思います。本当にありがとうございました。

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