第161回日商簿記1級合格体験記【宮田 拓真さん】

はじめに、私は現在、企業の経理・財務部門で仕事をしているのですが、学生時代に会計を専攻していたわけでは無かった為、配属当初は右も左も分からず、日々の仕事を覚えるのに精一杯でした。
そんな中、まずは簿記3級から始めてみようと思い、この簿記の世界に足を踏み入れました。
配属1年目で簿記2級までは取得でき、勉強が楽しくなっていた私は簿記1級もこの調子で取れるだろうと、当時は気楽に考えていました。
しかし、現実はそう甘くなく、結果的に4度目の受験(今回の第161回)で念願の1級合格を果たす事が出来ました。
独学時期も含めて今までの総学習時間は2,000時間ほどになりますが、独学のまま勉強を続けていく事に限界を感じ、独学時代にネットの解説記事で御世話になっていたプロ簿記に通信講座がある事を知り、オンデマンド講座の受講を決めました。
富久田先生の授業はとにかく分かりやすく、御自身の経験も交えて解説して下さるので、楽しみながらここまで勉強を続ける事が出来ました。

受験において苦労した点としては、勉強へのモチベーションを保つ事と、仕事をしながら勉強時間を捻出する事でした。
モチベーションの問題に関しては、Study Plusというアプリを使って勉強時間を記録する事で、日々の努力を可視化出来るようにしていました。
勉強時間の捻出に関しては、隙間時間の活用を心掛けていました。
具体的には、解放マスター等の講義で教わった解法手順・テクニック(差異の時短テク、簿価一覧、退職給付会計のワークシート等)を論点毎に1枚のページに収まるようにまとめて、そこに、過去問等の問題演習を通じて発見した自分の弱点を追記していました。
それをiPad miniのGood Notesアプリに保存して、復習専用のまとめノートを作成していました。
iPad miniはどこにでも持ち歩き、時間がある時は何度もノートを見返して復習していました。
最終的に合計30ページ弱の超大作になってしまいましたが、このノートは今では私の宝物です。

私の今後についてですが、勿論勉強は続けていくつもりで、公認会計士・税理士・中小企業診断士等色々と迷いましたが、最終的には働きながら挑戦が出来るのと英語が生かせる米国公認会計士(USCPA)に決めました。
学習は既に8月から開始しており、今は新しい事を学ぶ楽しさを実感しております。
この先、USCPAの学習を進めていく中で、何度もまとめノートを振り返る事になるかと思いますが、プロ簿記で教わった事はこの先もずっと忘れません。本当に有難う御座いました。

最後に、今簿記1級合格を目指して日々勉強されている皆様に向けて、恐縮ながらアドバイスですが、合格する為にはやはり基礎の「凡事徹底」に尽きると思います。
全員が得点出来る論点は必ず得点出来るようにする事は勿論ですが、出題率の低い埋没論点に深入りし過ぎると、基礎の復習が疎かになってしまいがちです。
また、過去問や答練を解く事も大事ですが、単に解く作業になるのではなく、弱点の洗い出しやスピード効率化など目標・目的意識をもって解くと良いと思いました。
普段の下書き(連結のタイムテーブルや原価計算等)から徹底して練習しておけば、必ず本番で力を発揮出来るはずです。
是非、プロ簿記と御自身を信じて最後まで頑張って下さい。
私もこれから頑張って参ります。有難う御座いました。

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