第168回日商簿記1級合格体験記【宮越 直哉さん】

簿記1級取得を目指した理由・学習期間・受験回数
大学時代に簿記1級に挑戦しましたが、その難しさから断念しました。しかし、心残りがあり、長いブランクを経て再挑戦を決意しました。
簿記3級の復習から学習を再開し、合計3年半にわたって取り組みました。(独学1.5年間+プロ簿記オンデマンドコース2年間)
受験回数は5回と苦労しましたが、参考になれば幸いです。
プロ簿記入会のきっかけ
独学中にプロ簿記のサイトを読んでいました。それまで暗記中心で学習していたため、本質から説明される内容は目から鱗が落ちるような感覚でした。理解が深まるにつれて簿記の勉強が楽しくなり、「プロ簿記で学びたい」と思い、入会を決めました。
勉強で心掛けたこと
・理解を重視
難しい論点については、以前は無理に暗記していましたが、すぐに忘れてしまい苦労しました。そのため、本質的な理解を深めることを重視し、「なぜこの仕訳を適用するのか等」を常に考えました。また、言語化することで曖昧な点が明確になり、本質から解法を導く力が身につきました。
・答練・過去問の活用
試験では、基礎問題から優先的に解き、確実に点を取ることを意識しました。そこで、答練・過去問では以下の点に取り組みました。
① 全ての問題を素読みし、解く優先順位をつける。(ある問題が他の問題に関係していたり、一見簡単そうでも実は難しい問題がある等、優先順位をつけられるようになるまで苦労しました)
② 計算過程を整理し、見やすく記録する。(下書きを使って体系的に整理したり、仕訳を問題用紙の残高試算表に書き込むことで、計算ミスを防ぎました)
プロ簿記の良い点
講義やテキストの質の高さはもちろんですが、私にとって特に良かったのは掲示板です。疑問点がある際には掲示板で検索すると、過去に似たような質問とそれに対する回答・意見が掲載されており、悩まずに学習を進めることができました。また、私が掲示板で質問した際にも迅速に回答をいただき、大変助かりました。
さらに、相談コーナーでは同じ悩みを抱えるプロ簿記生の存在を知ることができ、「この論点が苦手な人は自分だけではない」と気付いたり、前向きな姿勢の方々に刺激を受けてモチベーションを維持することができました。
終わりに
簿記1級の勉強を続ける意義に悩むこともありましたが、ひたむきに取り組んだ日々は今となっては良い思い出です。今後は税理士試験の簿記論・財務諸表論など、さらに勉強を続ける予定です。プロ簿記との出会いがなければ、合格することはできませんでした。富久田先生、弟子1号さま、アドバイザーの皆さまに心より感謝申し上げます。
