第167回日商簿記1級合格体験記【galahadさん】

【入会した理由】
上場企業に勤務しているのですが、本社経理に異動となり、自身の会計知識の無さに気づき、危機感を覚えました。
また、会計や税務の経験が長い人達を中心として構成されている部署であったため、何とかしてまわりのレベルに追いついて、業務を進められるようになりたいと思い、どういう勉強をしたらよいか思案していたところ、インターネットでプロ簿記を見つけ、門をたたきました。
【合格までの道のり】
・1回目:2023年6月(第164回)不合格
2022年6月に勉強を開始し、1年間取り組みましたが、あえなく玉砕。インプット講義、アウトプット講義一通りと、解法マスター(一部)をやりましたが、点数は50点台で、工業簿記は問題文の読み取りすらできず、撃沈しました。
商簿や原価計算なども含めて、全体的に理解不足、演習不足でダメダメでした。
・2回目:2023年11月(第165回)不合格
前回の失敗を踏まえ、とにかく論点に対する理解を深めようと、プロ簿記のブログ記事を全て印刷して解き、また圧縮講義で全範囲をおさらいしました。
その後、テキストの例題と初級確認テストにも戻って、演習を繰り返したところ、65点まで伸びましたが、不合格でした。
・3回目:2023年11月(第167回)合格
講義も視聴し直して、問題演習も一通りやったのに不合格ということで、正直どうしたものかと思っていたのですが、今一度、基本に戻ろうと考えました。
会計とは何を目的としているのか、誰に、何を表現して報告したいのか、この会計処理をすることに何の意味があるのか、といったことを日々の勉強で考えるようにしました。
いまいち納得できない論点、うまく言語化できない論点は会計基準や市販の書籍にあたり、自分が納得できる説明を考えました。
そうしたところ、運良く、72点で合格することが出来ました。
【勉強方法について】
・会計処理の目的、意味を考える
→これに尽きると思います。なんとなく、漫然と問題演習を繰り返して、数字のあてはめ方を覚えても、効果は薄いです。
本試験では毎回、問題設定が違っており、そのまま当てはめようとすると解けないからです。そのため、普段の学習時から何故、この処理になるのか、この事象はそもそも何なのか、どういった背景でこの処理をすることにしたのかを一度、自分の頭で納得できるまで考えることが大事だと思います。
私はその過程で会計基準を調べたり、市販の書籍にあたったりしました。自分の言葉で他人に説明出来るレベルの理解を作ることが出来ると、ひねりが入っている本試験にも対応出来るようになると思います。
【最後に】
富久田先生の講義はいつも本質は何か、ということを念頭におかれており、ブログ記事を読まれた方はご存じかと思いますが、実務にも即しています。
ただ簿記の問題が解けるようになるだけでなく、実務にもそのまま役立つような考え方、情報整理の仕方を身に着けることが出来るので、実務も見据えて会計を勉強したい方には是非、受講をお勧めいたします。
