第165回日商簿記1級合格体験記【前田 幸聖さん】

【プロ簿記を受講するまでの経緯】

156回日商簿記2級合格後、すぐに1級の勉強を始めました。学習1年目は、プロ簿記ではないスクールを利用しており、平日3時間・休日は5時間のペースで学習を行っていました。
初受験の159回試験結果は惨敗の58点。それだけならまだしも、試験後の帰り道、直感的に「今のままじゃ受からない」と越えられない絶対的な壁を感じました。
そこで当時からX(旧:Twitter)で評判が良かったプロ簿記に入会することを決意しました。

【入会後の学習方法】

プロ簿記入会後、まずは「初級確認テスト」で実力を確認します。初級確認テストなんてできるだろう!なんて思っていたら、全然できないんです。改めて、今まで自分がやってきたことは、「勉強」ではなく「作業」だったんだとショックを受けたことを今でも覚えています。同じ問題を何回も解いて解き方を覚えていただけだったのです。
学習方法を間違えると、膨大な時間が無駄になってしまいます。
というわけで私は、全論点をオンデマンド会員として再受講しました。
けれどプロ簿記に入会してからの学習は本当に楽しい時間でした。各論点のなぜこのような処理を行うのか?というのを実際に世間でも話題になった事例で富久田先生が説明してくれます。背景が分かると体への染み込み方が全然違うんですよね。
講義を受講・初級確認テストの反復、基礎力を固める下積みがあり、問題が解ける→楽しいのフェーズへと変わっていきました。この時期も平日3時間、休日は5時間ぐらいのペースで学習を行っていました。

【試験直前期】

試験1か月~2か月前ぐらいになると、プロ簿記でも「解法マスター」が始まります。
この講義に参加される方は、本当に優秀な方揃いで私自身刺激を受け、負けたくない!という気持ちが生まれリアルタイムで積極的にチャットを活用して参加していました。
基本的に解法マスターで取り扱われる問題は、過去問からなので、実戦形式を体に染み込ませることができます。この講義では効率よく問題を解く下書き等を学ぶことができます。(結果に直結する得点力がめちゃくちゃつきます。できれば緊張感があるリアルタイムでの受講をおすすめします。)
解法マスター講義受講後は、答練・過去問を解き始めます。
答練は初見だったのですが、けっこう解けるんです!基礎力が確実についている、これならいける!と気持ちが高揚したのを今でも覚えています。

【1級学習のモチベーションの保ち方】

結論から先に申し上げると、3~4回受験して合格をするという気持ちでいた方が精神的な負担が減ります。(逆にこれより受験回数が多いとなると何かしら原因があると疑った方がいいです。自身の学習方法・勉強量等分析が必要かと思います。)
1級は運要素もけっこうある試験で、実力はあるのにたまたま工業簿記で問題が読み取れず足切で不合格なんて珍しくないです。
こういう理不尽なものと付き合いながらも乗り越えていく試験だと思って取り組む方がいいです。仕事と似ていますね。

個人的には、1級試験は次回まで期間が長いのでモチベーション維持のためにも全経上級の受験もおすすめです。(日商1級と同等レベルの試験で、開催時期も各回1級試験後にスケジューリングされています。1級が50点台後半~60点台なら過去問を過去5~10回分解けば合格レベルまですぐいけると思います。)

すると、全経上級も合わせると年4回チャンスがあるわけです。
年4回ならどこかで引っ掛かるだろうと私はけっこう楽観的に学習を続けていました。
全経上級は209回の初回受験時に合格することができ、自信もつきました。(全経上級に受かったということは基礎力はある・勉強方法は間違っていないという証明です。1級合格に片手は掴んでいます。もう片手だけです、頑張ってください!)

【合格した回での直前期】

徹底して意識したことは、「問題の取捨選択」です。
過去問を解いている中で、こんなの初めて見るんだけど・・という問題と対峙したことがあるはずです。
でもそれ、周りの受験生も同じです。逆にここに時間をかけると落ちるというような感覚を持ってほしいです。
そんな問題に時間を掛けるより、絶対に落とせない箇所を確実に拾う、見直し(問題文の読み間違い・解答用紙の単位・前TBに数値がないか等)も行うことに時間を掛けた方が合格には遥かに近づきます。
解法マスター・答練・プロ簿記模擬試験・過去問を解いていると、これは絶対に落とせない問題と難問の区別の感覚は磨かれます。この感覚がないと合格は厳しいです。
正答率50%以上の問題を落としていないか?落としているなら何が原因なのか?この分析が最優先です。正答率30%以下の復習はその次です。
プロ簿記模擬試験ではすべての問題の正答率がわかるので自分の感覚と対比することも可能です。
結果、直近のプロ簿記模擬試験77点で合格・165回本試験も71点で合格することができました。

【1級合格を目指す方へ】

1級試験は本当に長い道のりです。
毎日少しづつでも、淡々と学習を続け体に染み込ませることが大事です。
それが糧となり、実となる日が来ます。
不安になる日もあると思いますが、明るい未来に突き進んで下さい。
途中諦めそうな時期もありましたが、富久田先生・弟子1号さんの支えもありなんとか合格という結果を得ることができました。
富久田先生・弟子1号さん・プロ簿記受講生の皆様、本当にありがとうございました。

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