第162回日商簿記1級合格体験記【taiyaki184さん】

1級の学習は2月ごろに独学でスタートしましたが、市販のテキストを1周した時点でこれは独学では無理だと痛感。ブログの内容が大変わかりやすかったのと、月5,000円とお手軽価格だったこともあり、4月にプロ簿記のオンデマンド会員に申し込みました。

入会してみると、本質を捉えた先生の講義や数々の教材など、独学の時とは比べ物にならないくらい充実した学習ができました。独学に限界を感じている方にはぜひプロ簿記をおすすめします。

基本的な学習の進め方については、インプット講義 → 初級確認テスト → アウトプット講義を一通り受講し基礎を固め、解法マスターで実践的なテクニックを身に着け、過去問演習という流れでした。

その中で重視したのは、初級確認テストと解法マスターの論点を徹底的に押さえることです。どちらも基本的で重要な論点を取り上げており、これだけで十分合格レベルに達すると思います。特に初級確認テストは、1級の膨大な試験範囲の大事なポイントを適度なボリュームで押さえられるので本試験前の見直しにも最適です。

問題に取り組む際は、解答の暗記にならないよう気を付けました。繰り返し同じ問題を解いているとどうしても解答を覚えてしまいます。その場合は、こういう理由でこういう処理をするんだといったように、なぜそういう解答や処理になるのかを口にしながら、暗記ではなくその論点に対する理解が深まるよう意識して問題を解くように努めました。

ただ、学習を進めていくうえで、どうしてもいくつか苦手な論点というのは出てくると思います。苦手な論点については確認テストレベルを押さえ、過去問演習のなかでどこまで手を出すかを決めておくようにしました。自分は商品売買が苦手だったので、棚卸減耗費や商品評価損、商品の簿価のどれか1つでも拾えれば良いと割り切って、他の論点に時間をかけるようにしました。実際の本試験では商品売買のウエイトが大きく面食らいましたが、なんとか部分点を拾いにいって足切り回避できました。

本質を理解するのはもちろん大事ですが、限られた期間で試験に合格するためにはある程度割り切るのも必要です。

(商品売買については、試験後に改めて勉強し直しました。変なプレッシャーが無くなったせいかより理解できるようになった気がします。)

それぞれ自分の勉強スタイルがあると思いますが、自分は7割取れればいいんだと割り切ってあまり深入りしすぎないよう取り組みました。疲れたときは休んで無理せず続けられたのが、比較的短期間で合格できた要因の一つではないかと思います。

あまり気負いせず、時には休んでみるのも合格への近道かもしれません。

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