第162回日商簿記1級合格体験記【murajunさん】

まず、振り返りになりますが、私がこの難関試験に合格できた要因として、次の3点が挙げられると思います。
一つ目は、重箱の隅をつつく様な難問奇問が出てきても対応できる「幅広い会計知識の習得」です。
二つ目は、試験の回答用紙を埋めるものはほぼ数値が基本ですので、「適度な時間で確実に回答する計算力」です。
三つ目は、合計3時間の長丁場の試験を走り抜ける「訓練を通じた頭の体力の強化」です。
どれも合格するためには必須ですが、あえて言うと、合格点を超える最後の一歩に必要なものは、三つ目の「頭の体力」ではないでしょうか。試験は、問題量が多いですし、それに加えて緊張、想定外の出題等による精神的動揺が加わると、どんどん頭が疲弊してきます。その疲弊に耐えるためには、常日頃から多量のインプット/アウトプットを消化しておく以外には無いのかなと思います。
私は、3回目の受験で合格しました。合格までの点数、および、勉強した教材をご参考までに紹介します。
・#159回:45点(他社通信講座;インプット講義、基礎問題集、添削問題、答練、直前模試を完遂)
・#161回:69点(他社通信講座;上記の教材を再復習)
・#162回:76点(プロ簿記オンデマンド;初級確認テスト、上級確認テスト、解法マスター、答練、模擬試験を完遂)
結果的に最後に学習したのはプロ簿記の教材ですが、合格までの力を身に付けることができたのは、他社/プロ簿記の教材を通じた多量の学習だと思います。(プロ簿記の合格体験談なのに他社を挙げてスイマセン。。)
簿記1級は、私にとってかけがえのない知識と自信をもたらしてくれました。会社では経理部門に異動したばかりで、仕事になかなか付いて行けずに焦りを感じることもありますが、多量の学習と合格した事実は悩みを吹き飛ばしてくれます。
これから試験に臨む皆様へのアドバイスですが、試験はあくまで勉強の一断面です。試験内容に色々と批判はありますが、努力を積み重ねていけば、いずれは結果が付いてきてくれる素直な試験だと思います。
最後になりますが、簿記1級は、合格までの学習時間を大幅にショートカットするテクニックは無く、地道な学習こそが王道だと思います。
これを読んで下さった皆さまに、今後良い結果が出ることを心から祈念しております。
