第158回日商簿記1級合格体験記【Tomo2525さん】

【簿記1級の厚い壁】

私は仕事で連結決算システムの開発をしており、10年ほど前に、簿記2級まで取得してました。
そこから仕事が忙しかったこともあり、1級へチャレンジすることはありませんでしたが、心の中では、会計に携わる者として、簿記1級への憧れが常にあり、1級を受けようと決意したのが2年半前です。
そこから某大手スクールのテキストで独学を開始し、1日2時間、休みなく学習し続けました。

半年ほどで、ある程度論点は網羅し、そこから過去問10年分を2、3回回すと7~8割くらいの点がコンスタントに取れるようになりました。妙な自信を付け挑んだ152回では60点台で玉砕。そこから157回までは同じような60点台が続きました。

自己分析すると、過去問では点数がとれているのに、本番で初めて見る問題だと意図が理解できない。特に工業簿記では、変わった趣旨の問題が続き、何を聞かれているのか分からないまま何となく回答していました。

【壁を超える最後の意識とは】

「超えられない壁」、それが何かイマイチつかめず、158回をラストにしようと考えていた時、プロ簿記に出会いました。
藁にもすがる思いで、残り1か月となった5月に答練生として入会しました。

富久田先生の講義は、「超えられない壁」が何なのかを示してくれました。
1つ目は「出題者の意図」です。
特に工原では、何を聞かれているのか、この論点のポイントは何か、問題構成、順序がどうなっているのか、など頭の中でおさらいしてから始めると、落ち着いて問題に向き合えるようになりました。

2つ目は「解答戦略」です。
基本的な問題を確実に獲るだけで5~6割まではいける。そうすると、残り1~2割とれば合格ラインです。簡単な問題と難しい問題の見極めは、本番中は難しいものの、特殊商品を最後にしたり、1問に固執せず、最後のほうにある
実は簡単な問題までたどり着くなど、意識するようになりました。

3つ目は「解答用紙の使い方」です。
意外とこれがミス軽減に絶大であることが分かりました。
例えば、仕訳の結果を問題文の試算表の横にメモしていくと、最後の集計がしやすかったり、
連結会計も仕訳を書くのではなくタイムテーブルとT勘定の時短テクニックを使うと、ミスの削減や時間短縮効果を大きく感じました。

【独学の難しさ】

論点全体の網羅性や完成度が上がっても、『試験に受かる』という視点で必要な
意識やテクニックは独学ではかなり難しいと感じます。
私も含め60点台で伸び悩む方が、最後に何が足りないのかを考える上でも富久田先生の講義は本当によいきっかけとなりました。

【さいごに】

結局5回目で合格という長い道のりになってしまいましたが、30代後半にして、ここまで頑張れたことはこれから先の人生において大きな自信になると感じます。
簿記1級にはそれだけの価値があり、それをサポートしてくれる仲間がいるプロ簿記に本当に感謝しています。
本当にありがとうございました。

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