第153回日商簿記1級合格体験記【yujiさん】

お送り頂いた内容をそのまま掲載しています
私は、第152回日商簿記2級に合格後、プロ簿記に入会して、第153回の日商簿記1級に、86点という予想以上の高得点で合格することができました。
私が短期合格できたのは、プロ簿記の存在抜きには語れません。
【プロ簿記との出会い】
私は、最初、市販の1級テキストを買って勉強を始めたのですが、会計処理を機械的に覚えさせられるようで、勉強が嫌になりかけていました。そのような中、分からないところをネットで調べていた際にプロ簿記のブログを見つけてその分かりやすさに感動し、会計の本質的理解をすることが合格への早道だと思い、プロ簿記に入会しました。
【入会して良かったこと】
私は、プロ簿記で勉強することで、会計処理の意味が分かったり、全く別の会計処理でも考え方が根底でつながっていることに気づいたりするようになると「会計っておもしろい。」と思えるようになり、簿記の勉強が楽しいと感じられるようになりました。これが、プロ簿記に入会した一番のメリットだったと思います。
また、プロ簿記で「時短テク」に出会えたことも、大きかったです。
例えば、差異分析の時短テクは「差異は率と量に分けられる。」というシンプルな考えから出発して、あらゆる差異分析に関して統一的な理解ができますし、成果連結の時短テクは、棚卸資産や貸倒引当金、償却資産の成果連結を統一的に理解して処理するもので、いずれも本質的理解が深まるとともに、効率的な処理ができるようになるものでした。
また、有価証券や社債の時短テクは、仕訳を書かずに問われている数値をダイレクトに求めるものですが、この方法は、個々の仕訳とBS、PLとの連動を理解していないと使えないので、この時短テクをマスターする過程で、これらの連動に対する理解が深まり、やはり簿記自体に対する本質的理解が進んだと思います。
これらの技術は、市販テキストでは得られない、プロ簿記ならではのノウハウで、正に合格に直結するものでした。
【合格までの勉強方法】
私は、第153回の試験に向け、試験日から逆算して「8月中には一通り全範囲を勉強し、その後問題演習をこなし、10月には過去問演習に入る。」という大まかなスケジュールを立てました。
そこで、私は、7月からプロ簿記のオンデマンド講座に入会し、まずはインプット講義を急いで聴講しました。その際は、倍速再生をフル活用し、講義内容の難易度に合わせて1.25倍~2倍に速度を調節し、少しでも時間短縮に努めました。休日には、1コマ2.5~3時間の講義を4コマ、土日で8コマ聴いたこともありました。
正直しんどかったですが、何とかこなせたのも、先生の分かりやすい講義で、会計の面白さを感じることができたからにほかなりません。こうして、8月上旬にはインプット講義を聴き終えて初級確認テストに取り組み、アウトプット講義については、初級確認テストで分からなかった部分のみスポットで聴いているうちに、8月が終わりました。
9月からは、上級確認テストを解いていきました。予定では9月中に解き終えたかったのですが、10月中旬頃までかかってしまったため、その後は大急ぎで過去問演習に取り掛かりました。
過去問は、先生の解説が詳しい第132回から第152回までを解き、さらに答練4回分を解きました。最初は、問題演習の感覚で、時間を図らずに解いたところ、分かる問題を解き終えるだけで2時間くらいかかり、出来も5割くらいでした。ただ、こうした過去問演習で、合格レベルに足りない原因が、「知識が正確でないこと」と「解法を思いつくのに時間が掛かること」だと分かりましたので、これらの問題点を克服することを意識しました。
そして、第144回位からは、時間を測って1時間半以内に解くようにしました。その際には、問題の難易度に応じた時間配分や解答の順番、捨て問の見極めなど、本番を想定して、自分に合った実践的な解法を習得するよう努めました。
プロ簿記に入会すると、確認テストや問題集を自由にダウンロードできたので、最大限に活用させて頂きました。
【終わりに】
私は、勉強期間中は、通勤電車の中や休日の外出時にも必ずテキストを携帯し、特に、問題演習に入ってからは、「(問題を解ける環境にある)自宅で、テキストを回すのは時間がもったいない!」くらいの気持ちで、空き時間を見つけてはテキストを読むように努めました。その結果、半年弱の間に、テキスト全範囲を4~5回くらい回すことができましたが、1級は範囲が広いので、記憶減退を防ぐためにも、短期間に繰り返すことは有効だったと思います。
そんな勉強漬けの生活が嫌にならずに過ごせたのも、会計の本質的な意味、面白さを教えてくださったプロ簿記のおかげです。
本当に、本当にありがとうございました。
最後に、勉強期間中、家のことを全然出来ない私に文句を言いながらも(?)、私を支えてくれた妻に、この場をお借りして感謝の言葉を述べたいと思います。
講師からひとこと
yujiさんはちょっと別格でした。この合格体験記読んだみなさんはどう思いました?
「152回に2級合格、153回で1級合格、ありえる?」そう思われたのではないでしょうか。2級のあと5ヶ月間の勉強で1級に86点で合格ですよ。ありえないだろって思われそうです。私もそう思いましたが合格体験記読んで納得しました。
インプット講義(1回あたり3時間弱あります)を土日で8コマ。「正直しんどかった」って書いてありますが、いや、そんなもんじゃないだろうと思います。単純計算で24時間ですよ。倍速にしたって12時間。気を失うわ。そんなん。
で、6月に2級の試験があって、8月には1級のインプットを終了させている。9月に上級確認テストを終わらせて、10月に過去問をやって11月に本試験。で、86点で合格。
人間の限界を見た気がします。人間ってここまで出来るんだ…。ちなみに、yujiさんは、社会人でお仕事をされています。職業をお伺いしましたが、たぶん、かなり忙しいお仕事なんじゃないかと思います。
あまりにすごすぎて、一般の人の参考になるのかっていうと微妙な気もしますが、でも、人間ってがんばればこんなにすごいことだって出来るんだという生き証人みたいな感じで、モチベーションあがります。
そして。合格体験記に奥様への感謝の気持ちを書かれた方は初めてでした。ちょっと感動しました。
あらためて、合格おめでとうございます。もうすでにご活躍されていますが、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
