第153回日商簿記1級合格体験記【Takuan4さん】

お送り頂いた内容をそのまま掲載しています
私の受験勉強は、試験問題を解くため(点数をとるため)の勉強と本質を理解する勉強の両立を心掛けました。具体的には、基礎的な問題が網羅されている問題集を、解法がみえるまでこなすことと、プロ簿記のサイトで、理論分野の背景を理解し、理論的なこともマスターできるようにすることの、2つを目標にして、これらを何回も反復していくことにより、相乗効果で合格レベルまで仕上げていきました。
合格するまでは長く、本気で勉強して受けた2回(149、150回)は落ちてしまいました。このときは自分を全否定された気持ちになり、苦しかったですが、それでも簿記会計が好きだった気持ちは変わらなかったので、なんとか踏ん張ることができました。
合格したから言えることといえば、結局、合格しないと報われないということだと思います。ただ、だからといって丸暗記で勉強して受かったとしても全く意味はないと思います。なので、通常で勉強しているときは、熱く、簿記の楽しさに浸りながらやり、試験前になったら、得点を積み上げることに重きを置いて冷静に勉強することが、大事だと思います。私も、これがもっと早く出来てきていればなと思っています。
1級ともなれば、試験範囲は膨大であるのに、本試験で出題される範囲は米粒程度です。なので、運も多少必要になってくるとは思います。ただ、その運に少しでも左右されないためには、変わらないもの、すなわち本質を理解していることが非常に重要だと思います。ですので、富久田先生の教え方には非常に共感しております。そして、お世話になりました。
合格はしましたが、資格は取ったあとが何倍も大事だと思っているので、ぼちぼちと簿記の勉強を続けていこうと思っています。会計士税理士も一つの目標にし、前に進んでいこうと思っています。
ここまで、読んで頂いてありがとうございました。みなさまの何か参考になれば幸いです。
講師からひとこと
Takuan4さんはなんと高校生です。しかも2年生。新聞に載ってもおかしくないレベル。
高校生が簿記1級を取得すること。これって本当にすごいことです。
社会人なら企業内の各部署がどのような仕事をしているのかを目の当たりにします。店舗運営に携われば、仕入とか棚卸し、掛売買を身近に感じます。取引の具体的なイメージができますよね。簿記は経済活動を写す鏡ですから、実社会を知るってことはそれだけアドバンテージになるのです。
高校生は実社会経験がありません。取引の具体的イメージが持てない中で勉強しています。それがどれほど大変なことか。
みなさん、デリバティブって得意ですか?不得意な方多いですよね。会計処理は簡単だけど、イメージが持てないから難しく感じるのです。イメージできないことを学ぶってとても大変なのです。
そのような中、努力に努力を重ねて簿記1級を取得された。これからの日本の未来を背負って立つ人材です。
会計士目指すのかな?是非チャレンジしてほしいなと思います。とりあえずは大学受験かな。
1級合格もすごいけど、それよりも、遊びたいこともたくさんあったろうに、自分を律して、コツコツ勉強して、目標を実現したっていう体験の方がより大きいことだと思います。そういう体験を高校生のときにした。人生においてあらゆる面で下支えになるでしょう。(Takuan4さんより40年近く長く生きているので少し偉そうに書かせてもらいました。)
あらためて、おめでとうございます。これからの輝かしい未来とご活躍をお祈り申し上げます。
