第153回日商簿記1級合格体験記【石合広樹さん】

お送り頂いた内容をそのまま掲載しています
中小企業診断士に加えて会計を自分の強みに
私が簿記1級の勉強をはじめたのは、中小企業診断士の試験勉強と実務補習を終えた際、自分の適性や関心を踏まえ、会計についてさらに深い知見を身につけ、自分の強みにしたいと考えたためです。
最初は独学でチャレンジ
当初はTACの教材を購入して独学で勉強しましたが、教材にある会計処理を行う理由が分からないことが多く、暗記に頼らざるを得なかったこと、また、過去問を解いても時間に余裕がなく、ケアレスミスの多さを改善できないこと、に独学で実力を伸ばすことの限界を感じていました。
そんな状況で1度目の試験を目前に控えたときに、プロ簿記のブログ記事を見つけました。最初は原価計算基準の解説を見るためだったはずが、そのまま夢中になり時間の合間を縫って他の記事も目を通しました。暗記ではなく理解をしたい自分にとって、まさに知りたい内容でした。
そこで1度目の試験が残念な結果に終わり、2度目の受験を決意するにあたり、各論点の本質的な理解と効率の良い解法の習得をめざし、プロ簿記のオンデマンドコースの受講を決めました。
コンテンツを使い倒す決意
プロ簿記講座の受講生サイトを概観して、ビデオ・問題とも非常に充実していることが分かったため、他の教材に頼らずサイトにあるものを使い倒そうと最初に決めました。一方で、充実しているために、次の試験までに間に合わない恐れもあると感じ、あらかじめ大雑把なスケジュールをたてました。
論点基礎講義では、隙間時間でテキストを軽く予習→仕事終わりにビデオの受講と復習→翌日の朝と昼休みに確認テスト、のローテーションで受講しました。インプット講義は、独学で解決できなかった「なぜ」の部分に重点が置かれており、自然とモチベーションの向上につながっていきました。また、臨場感があり語りも丁寧だったので、苦手分野でなければ2倍速の再生でも頭に入ってきました。
我流だった解法を矯正
解法マスターと答練では、我流だった解法を矯正したことで、解答時間の短縮と負担感の軽減を強く実感しました。特に、有価証券のような面倒に感じていた論点が苦にならなくなり、ミスも減ったことが点数アップに役立ちました。解法マスターの問題は、分野ごとに過去問が整理されており、直前期には繰り返し解きなおしました。
さいごに
プロ簿記に出会えたおかげで充実した時間を過ごすことができました。簿記1級に合格できたことはもちろん、それ以上に会計の背景となる考え方を吸収でき、面白さを再認識できたことは自分にとって大きな財産だと感じています。ありがとうございました。
講師からひとこと
中小企業診断士と簿記1級のダブル取得ですか。
診断士は幅広い知識が必要ですよね。科目、多いですものね。メインどころだけでも、財務会計、IT、経済、経営、運営、法務などありますし。また実務処理能力も必要ですよね。
一方、簿記1級は深い理解と計算能力が求められます。
その点で、ダブル取得は強力ですね。幅広いスキルを持ちながら、その中でも財務会計について専門スキルを持っているってことですから。相乗効果のある組み合わせだと思います。
石合さんの学習方法は参考になります。
一般に社会人が日商簿記1級レベルの難関試験にチャレンジして最初に思うことは「勉強時間が足りない」です。たまに空いた時間にまとめて勉強しても、また仕事が忙しくなるとサボりがちになってしまい、なかなか学習習慣が身につかないのです。
その点、石合さんの「隙間時間で予習、仕事終わりにオンデマンド受講、翌日昼休みに確認テスト」のローテーションは素晴らしいと思います。隙間時間を活用したこと、そしてそれをルーティーンにしたことが勝因ですね。
あと、石合さん、確か模擬試験で工簿満点だったんですよね。満点は、理解しているだけではなくてノーミスということですから立派です。得意科目ほどケアレスミスやっちゃうもんなんですよね。この注意深さも勝因の1つだと思います。
合格おめでとうございます。輝かしい未来と今後のご活躍お祈り申し上げます。
