プロ簿記講座の合格率

第149回日商簿記1級試験の合格率

はじめに

もう3ヶ月以上も前の話ですが、第149回日商簿記1級を受けてきました。プロ簿記を立ち上げて以来、2017年6月の第146回の試験から3回連続で受験しています。(もちろん、全て合格しています)

受講生と同じ立場で同じ緊張感を味わいたい、一緒になって戦いたい、そんな気持ちから受験するようになりました。なにげに緊張します。受かって当然っていうのはそれなりにプレッシャーなのです。

受験中は、自身の答案作成もさることながら、みんなのことが気になって仕方ありません。

「これ答練でやったのと同じだよ。みんな気付いてるかな。」「引っ掛けだよこれ。みんな大丈夫かな。」もう、気が気じゃないです。

そして、試験終了後はプロ簿記の掲示板やチャットでミニ感想会がはじまります。

「思ったより出来たかも」「自己採点80点超えてるみたい」

今回は嬉しい声が多く聞かれました。期待出来る感じです。さて、どうなったでしょう。

合格発表

商工会議所から合格発表がありました。早いところで7月下旬、遅いところで8月上旬くらいです。

プロ簿記事務局でも、受験結果報告アンケートサイトを作って、自由に記入してもらうことにしました。結果は以下のとおりです。

プロ簿記講座の合格率(アンケートベース)

アンケート回収数57名。

内訳は合格19名、不合格31名、未受験7名。

合格率38%でした。

プロ簿記設立時の目標が20%でしたので、ひとまずはクリアといったところ。よかったです。

プロ簿記講座の合格率(本当の合格率)

ただ、本当のところの合格率はもっと低いと思います。プロ簿記受講生はオンデマンドビデオ会員も入れると150名を超えています。このうち何人が149回を受験したのか不明ですが、多分100人は超えているのではないかと思います。

当然ながら、合格者の報告率は高いはずです。一方で、不合格だった方の報告率は低いはずです。嫌なことなんて思い出したくないですもんね。仕方ないです。

そういったバイアスを考慮すると、結局正味の合格率は20〜25%くらいなのかな…と思っています。

日商簿記1級の合格率って本当のところはどうなのか

日商簿記1級の合格率は最新データによれば平均10.25%です。

とはいえ、これにも数字のマジックがあって、日商簿記1級だけを目標にがんばっている受験生の合格率はもっと低いと思われます。

なぜか。

それは、日商簿記1級受験生の属性にあります。内訳は分かりませんが受験生の属性は次のとおりです。

  1. 純粋な日商簿記1級受験生(日商簿記1級が目標の人です。)
  2. 会計士受験生(目標は会計士だけど力試しで1級も受ける人です。結構います。)
  3. 税理士受験生(目標は税理士だけど力試しで1級も受ける人です。多くはないでしょう。)
  4. スクールの講師(まあ、私みたいなケースですね。数は少ないと思います。)

もちろん、1がもっとも多いとは思うのですが、それでも7〜8割ではないでしょうか。残り2〜3割は1級以外を本命としている受験生だと思います。

特にタチが悪いのが2の会計士受験生です。本当に力試しならいいのですが、中には過年度1級合格者も混じっているとの噂です。彼らは、予備校から受験料やときにはアルバイト料をもらって再受験するのです。なぜ、そんなことをするのか。予備校の合格率を上げたいからです。

ま、あくまでも噂レベルですが。

いずれにせよ、最終目標が会計士となると、1日の勉強量は10時間、1年365日、専業で勉強している人たちです(全員ではありませんが)。当然、彼らの合格率は高いです(とはいっても30%くらいだと思います)。

こんな人達といっしょになって試験を受けるのです。表面上1級の合格率は10%ということになっていますが、純粋な日商簿記1級受験生の正味の合格率は7〜8%くらいじゃないかな、と思います。

じゃあ会計士受験生くらいの頭の良さじゃないと無理なのか

そんなことはないです。現にプロ簿記からもこれだけ受かってます。

というか、会計士受験生が頭いいっていうのも微妙です。いや、そりゃあ悪くはないですよ、もちろん。でも、たくさんの会計士受験生とその合格者を知っていますが、みんな、割と普通です。ずば抜けて頭いいのかって言えば、まあ、中にはそういう人もいますが、ほとんどは普通です。

ただ、すごいなと思うのが、多くの会計士受験生は自分で決めたことをちゃんと守るんです。計画的に勉強している人が多い印象です。そして、自分なりの継続できる勉強法を持ってます。これがもっとも大事。

そして、やはり教材と講義がいいのだと思います。

TAC、LEC、大原ほか、ほとんどのスクールの会計士向け教材を見てきましたが、よく出来ています。内容の濃さ、密度が1級よりはワンランク上です。そして、講義も受けましたが、やはりレベルが違います。ま、1級とは金額も違うんですが。

ちなみに、手前味噌になりますが、私が執筆した工原テキストは、部分的には会計士レベルでも通用する内容だと思っています。

合格した人の勉強法は参考になる

さきにも書いたとおり、合格者と不合格者を分けるもっとも大きな要因は、勉強法だと思います。

なかなか思ったような結果が得られない人は、「勉強」も大事なのですが、それよりも「勉強法」を見直してみてください。優れた勉強法には、超えられなかった壁を一気に乗り越える力があります。

もっとも参考になるのは、みなさんと同じ立場で、色々と壁にぶちあたりながらも、なんとかそれを乗り越えて合格を勝ち取った合格者の体験談です。

プロ簿記でも、合格体験記を募ったところ、10を超える熱い熱い体験記が寄せられました。

次の記事から、寄せられた合格体験記を順次載せていきたいと思います。参考になる勉強法もたくさんのってます。ぜひ、参考にしてください。

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